本日の寝言(レース解説)

寝言やhide指数を使った予想実例(参考例)
2024年 函館・福島・小倉 A1+★攻略データ

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東京競馬場
福島12R
動画解説

※文字起こしは自動出力なので誤字脱字、表現の違いなどが生じる場合があります。
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こんにちは。それでは、7月5日分の本日の寝事をお届けしていきたいと思います。
これは福島の最終レースです。ブログの方でも同じ競馬新聞を無料でダウンロードできますので、そちらをダウンロードして手元にご用意いただき、一緒に考えてもらえればと思います。
福島12レースは芝1200メートルで行われます。この夏の開催もいつもの通りになりますが、繰り返しとなって申し訳ありません。左側に「+5」や「+8」と書かれているのは3歳馬です。3歳馬に関しては、3歳補正を加えるのがベターなので、指数に加算したものを、個人的には右側に手書きで記入しています。
例えば3番の馬は「99」と記されていますが、これは前走のものではなく、三走前につけた指数です。昇級馬には+8、現級馬には+5という形なので、三走前が未勝利クラスであれば+8を加えて「99」としています。これはあくまで目安ですが、その馬が上限でどれくらいの指数を出せるかを把握するための指標となります。
前走は休み明けであり、大きく指数が伸びてきているわけではないため、ここに+5の3歳補正を加えるよりも、三走前の勝ち上がった時の指数に+8を加える方が妥当だと考えられます。こういうタイプの馬がうまくはまった時に激走するケースもあるため、アッパーでどれくらいの指数が出せるかを把握しておくことが、3歳補正を加えるポイントになります。
いつものように、出馬表の背景色についても説明します。赤色は逃げ馬を示しており、逃げたことをイメージしています。先行馬は青色、中団は緑色、後方は白色で表されています。背景色、特に赤と青を見ることで、どの枠にどのくらいの逃げ馬や先行馬がいるかが把握でき、それによって大まかな展開が見えてきます。
この展開を直感的に理解できるようになるには、レース数をたくさん予想し、見て覚えることが重要です。
現在の福島の芝状態は、先週が開幕週だったこともあり非常に良好でした。内側を前で運んだ馬が有利な傾向を見せており、おそらく2週目も同様の状態が保たれると考えられます。そのため、少しでも楽に前で運べる馬には注意が必要です。
そうなると、背景色が白の馬、つまり後方から競馬する馬は位置取り的に厳しい展開になると予想されます。11番の馬などは後方からの競馬が多いため、展開に助けられないと上位に食い込むのは難しいでしょう。
したがって、11番の馬など、後方からレースを進めるタイプは展開に恵まれなければ厳しい競馬になるでしょう。そういった馬が活躍するには、前が崩れるような厳しい展開が必要です。逆に言えば、そうならなければ上位に顔を出すチャンスが少なくなってしまうという懸念があります。
そのため、展開を想定しつつ、どれだけ狙えるかを考えていくのが重要です。
逃げ馬についてですが、出馬表を見たところ外枠に2頭いる一方、内側には特に逃げ馬らしい馬がいません。もちろん、内枠から思い切って先行する馬が出てくる可能性はゼロではありませんが、現時点では14番の馬が先手を取るか、あるいは減量騎手が騎乗する13番の馬が先手を奪うケースが有力と見ています。
14番は土佐詩騎手です。その内側に若手の減量騎手がいることを考えると、スタートの出方次第では無理に主張していくことは少ないのではないかと思われます。13番がスタートで出遅れれば14番が行くかもしれませんが、同じようなスタートを切った場合、枠順の利もある13番に行かせて、14番は控える形を取る可能性が高いと見ています。
そのように考えると、極端に速い流れにはならないかもしれません。もちろん芝の1200m戦なのでペースが遅くなることはなく、芝状態を考慮してもハイペースになるとは思いますが、消耗の激しいハイペース、つまり前が総崩れするような展開までは想定しづらいと感じています。
したがって、良好な馬場状態を考慮すると、前で運べる馬を優位に考えたいところです。
また、芝状態が良いため、内側でうまく脚を溜められる馬は好走の機会が増えます。ロスがない分、直線で脚が残りやすくなるからです。ただし、内枠でも後方に下がってしまうと厳しいので、先団あたりで立ち回れる馬であれば、上位争いに加われる可能性が高いでしょう。
展開的には13番と14番がスタートして前に行くと予想されます。指数の高い15番の馬は、どちらが逃げたとしてもその馬に引っ張られる形でスタートし、内側にスムーズに寄せることができれば、レースがしやすくなります。
13番か14番がスタート後に内側を締めてくれるような形になれば、15番の馬も外を回さずに、比較的早い段階で先団の一角に収まれる可能性があります。もちろん、最内の内ラチ沿いまでは寄せられないとしても、例えば内側に2頭くらいを置くようなポジションには入れるかもしれません。そうなれば、外枠にしては比較的有利な形でレースを進められるでしょう。
これがもし、13番や14番の位置に逃げ馬ではなく、先行馬が複数いた場合には、15番の馬にとってスタート直後に壁ができてしまい、外を回る形になってしまいます。そうなると、芝状態が良いほど外を回るロスが響き、後半の脚が残らなくなります。その結果、内側でじっくり脚を溜めていた馬が最後に伸びてくる可能性が高くなります。
今回の展開を考えると、13番と14番の馬がピンポイントで外側に配置されていることで、15番の馬がその指数の高さ通りのパフォーマンスを発揮できる展開になるのではないかと感じます。
ただし、外枠という点は減点材料になります。これが内枠であれば、勝ち負けも十分に狙えると考えられますが、外枠であるため、内で脚を溜めていた馬に最後差されて2着や3着になる可能性も考慮しておく必要があります。
この馬は3歳補正込みで指数113。これはフィリーズレビューという重賞の指数に+5補正を加えた結果ですので、非常に高い数値です。仮にそのレースでなくても、前走の1勝クラスでも指数102に+5で107と、このメンバーの中では頭一つ抜けた存在といえます。
この馬についての不安材料を挙げるとすれば、これまでずっと1400メートル以上の距離を走ってきた点です。そのため、1200メートルへの対応力、とくに前半の追走部分については課題となる可能性があります。
もし前半の追走がスムーズにいかなかった場合には、先ほど述べた13番や14番の馬についていけずに、中途半端に先頭から6番手、7番手あたりで馬群の外をずっと回す形になってしまう可能性があります。そうなるとそのロスが後半に響く可能性があり、指数の差である程度カバーできるとしても、勝ちきれないケースが出てくるかもしれません。
そのような展開になった場合、逆転して上位争いに加わってくるのは、おそらく内側で我慢していた馬です。馬群の中からスッと伸びてきて、上位争いに食い込んでくるといった展開が想定されます。
これだけ指数に差があるので、15番を軸にしても良いとは思いますが、上記のような不安要素もあることを考えると、もし15番が不発に終わった場合、大きな配当になる可能性を狙って、あえて内枠の馬から入るという戦略も有効です。もちろんこれは15番が人気になっているという前提での話になります。
そのような理由から、内枠を軸にして狙っていき、15番は紐として押さえるというのが、穴狙いの方には向いている戦略だと思います。
一方で、穴狙いではなく、どちらかというと本命党の予想をされる方であっても、外枠であることを踏まえると、一着固定の馬券は避けた方が無難です。外を回る形になって追い切れずに苦しむ展開もあり得るので、2着、3着を想定に入れた馬券構成を選ぶ方が良いと思います。
このような意味でも、距離短縮により後半の持続力がある程度生きてくる可能性はありますから、多少外を回したとしても最後に伸びてこれるとは思います。ただし、それでも一着固定にするのはリスクがあるため、頭固定は避けるべき、というのが第一印象としての見解です。
もしこれが外が伸びる馬場であれば、逆にこのちょうどいい外枠を活かして内の荒れた部分を避けて走れるため、15番を積極的に狙いたくなります。外枠といっても、馬場の3分所くらいを通して最後に一気に伸びるような馬場傾向であれば、こうした15番のような馬が直線でちょうど良いコースを通ることになり、内枠の馬は内に閉じ込められて馬場の悪いところを走る形になるため、相対的に外が有利になります。
しかし、今回は先週と同様に馬場状態が非常に良好で、内を通った馬が圧倒的に有利な傾向が見られるため、外を回すことがそのままロスにつながる可能性が高くなります。その点を考慮し、頭固定ではなく、2着や3着も視野に入れた馬券を組んだ方が良いという判断になります。
したがって、基本的には内側で脚を溜める馬、もちろん逃げ馬も含めて、道中内で上手く立ち回れる馬の好走が期待できると考えます。たとえ15番から入る場合でも、逃げ馬や内枠の馬を相手候補としてしっかり流していきたいというのが、前日段階で出馬表の背景色を見たときの第一印象になります。
この見解を踏まえて、当日の馬場状態やオッズなども確認しながら、最終的な馬券を組み立てていただくと良いと思います。
以上、今回は福島の最終レースについて解説させていただきました。日曜日分についても土曜日に更新予定ですので、そちらも楽しみにしていただければと思います。
今週も土日とも頑張っていきましょう。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
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