hide指数を使った予想術(実戦編)
hide指数はレースによって場面場面で色んな使い方ができます。色々な使い方の紹介をしているのが勉強回顧ですが、そのパターンの1つとして今日はブログでも先週のレースから取り上げます。
こういうパターンのレースの時にどう考えたかという参考にしてhide指数を活用してもらえたら嬉しいです。
中京10R(23年3月26日 日曜日)ダート1900m
中京ダート1900mでは特定の馬が好走するケースがあります。
今回のレースではGCタイプのスーパーチーフが指数A1で★印まで持っているので全部の要素が揃っている珍しいパターンです。
だからといって全てを鵜呑みにするわけではありませんが、好走要素は多く含んでいるのであとは展開とか相手関係や馬場状態などの後押しがあれば理想です。
前日時点での感触はイチオシ馬で
前日段階で更新するイチオシ馬では上記のように評価しました。非常に面白い馬だと思います。
当日の傾向をみて
当日の馬場傾向などを見ながら更新していくのが勉強回顧(昼の更新)です。前日では分からない部分としては天候、馬場状態、または当日の流れのようなもの、オッズや人気、こういうものを午前のレースを見ながら更新していくのが勉強回顧です。限りなくリアルタイムに近い情報を提供しています。
その勉強回顧昼の更新ではこのように解説しました。
つまり、当日のトラックバイアスや傾向を見ているとスーパーチーフの位置取りがどうにもマッチしそうにないくらい心配に感じました。前日よりも割引材料が多くなったという感じです。
余談ですがこの日のイチオシ馬一覧はことごとく不発続きで前日にイメージしていた天候や馬場とかけ離れていたため噛み合いませんでした。前日に取り上げたとはいえ、年間を通しても滅多にここまでイメージと違う馬場状態になることはないのでレアケースではありますがイチオシ馬を応援下さった皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。次週以降結果でお返しできるよう精進しますので引き続き温かく応援して頂けたら幸いです。
話を戻しますと、それだけ馬場状態としては特殊でもありましたし、中京ダートに関しては前が止まらないような状態を見せていましたので少しでも前で運べる馬から狙っていくことが妥当です。
それゆえ、勉強回顧昼の更新では上記のようにスーパーチーフが届くかどうかという心配。そして馬場を考えると軸にすべきなのは6番パトリオットランや8番セブンスレターが妥当。
前残りの馬場で展開を再検証
もう一度hide指数競馬新聞を見てもらうと、前で運べる馬は背景色で赤や青をコンスタントに出している馬なので、それを見てもらうと6番と8番が妥当なことが分かると思います。
先行馬も多くないのでトラックバイアスと展開を考えれば6番か8番が前で残す可能性は高いでしょうし、指数を見てもらっても6番の前走も黄色指数とまずまずの高さです。8番は2戦続けて黄色指数を出す先行策を見せていますので他の馬と比較しても指数で見劣る感じがありません。
よって、勉強回顧昼の更新でもここら辺の馬が有力になってくるだろうというアドバイスを残しました。
同時にスーパーチーフはいいとこ3着までかなー、というのが昼の段階での見解です。
つまり、トラックバイアスを考えると頭で狙える要素はなく、なんとか馬券圏内の3着まで届いてくれたら御の字なので券種選びとしても3連複やワイドが妥当です。もしくは、点数が増えることを苦にしないならば3連単マルチという選択もあります。
オッズと相談しつつ選んだ買い方
最終的な選択としてはイチオシ馬でも挙げた手前もありますし、人気も被っていなかったのでスーパーチーフが3着まで届いていくれる事を期待して、相手には少しでも前で運べそうな馬をピックアップ。
以下のような買い方をしました。
このように並べてもよく分からないと思いますが3連複のフォーメーションで以下のような感じです。
3連複 10→2.4.6.8→1.2.4.6.7.8.11.12(22点)
3着に来てくれれば御の字というスーパーチーフを1列目に1頭の軸として、2列目には少しでも前で運べそうな馬をピックアップしました。6番と8番は言うまでもありませんが、あとは前走で背景色の青を出している2番と4番を加えました。3列目には位置取り悪くても指数的に気になる馬や調教評価の良かった馬などを無理に絞らずにピックアップして22点です。
馬場が馬場なので変な紛れ方をする可能性もあるので人気馬同士で決まる可能性の方が低いですから少しでも高配当になることを期待。
22点を並べたオッズはこちらです。
結果からいうと買い目の中に3つしかなかった万馬券で決着するというラッキーなものでした。勉強回顧チャットでもラッキーだったと話しているくらいラッキーな結果でした。
さすがに力のあるところを見せたスーパーチーフ
トラックバイアスの影響が生きてやはり少しでも前で運んだ馬が有利でしたので勝ったのはセブンスレターでした。
直線でもまだまだ位置取りの悪かったスーパーチーフ。
ただ、後半は一歩ずつ脚を伸ばすと先に抜け出した2頭まではかなり離されてしまいましたが後半はいい脚を見せて3着まで浮上。
勉強回顧チャットで会員さんも触れていたように2着には赤色血統のジョーコモドが割り込んで、9人気だったこともあったので高配当になりました。こういう渋った馬場では赤色血統色の馬がたまに激走するので注意が必要です。
結果的にこれが3連複で10590円と万馬券になってくれたのはラッキーでした。22点買いでも幸いにも480%の回収を取る事ができました。
ポイントとしては一番大きいのはトラックバイアスです。この週は土日ともに馬場傾向がかなり重要になったと思います。馬場の向く好指数馬と考えれば前半でも触れたように8番の馬は十分に活躍できる可能性がある馬でしたし、逆にスーパーチーフにとっては鬼門となる馬場状態だったので最後は指数の高さで何とか3着まで押し上げてくれました。
指数が高ければ勝てるというものではありませんが、指数が高いからこそトラックバイアスが向かない中でも力で上位まで持ってこれたので、馬券を買ううえではこの辺のさじ加減をしてあげるとどんな券種でどういう馬を相手に選んだらよいかが分かると思いますので参考にしてもらえたらと思います。
GCタイプで注意なのは大阪杯
今週末は大阪杯もあるのでオマケで少しGCタイプについて。
大阪杯はG1になってから去年までに6戦行われています。実はそのうちの1年以外はすべてGCタイプの馬が勝利しています。唯一S2タイプが勝利した21年はGCタイプの出走がありませんでした。
今年どうなるかも注目です。
hide指数を使って買えそうなレースを買いづらいレースの選別や調教評価の使い方、またイチオシ馬一覧に取り上げられてるかどうかをどのように考えるかなど週末の研究材料にしてもらえると嬉しいです。
1着馬よりも強い競馬をした馬を見たことはありませんか?それを解決する指数です。
✅3分で分かるhide指数競馬新聞
⏩hide指数競馬新聞PDF&チェックコメント
⏩勉強回顧(重賞検討会)
>>不利やロスを完全手動補正したhide指数競馬新聞
1レース10円強で使える競馬新聞型の指数。動画でも度々公開されるチェックコメントも閲覧可能。ワンランク上の予想に欠かせないアイテム
>>重賞検討会は勉強回顧にて
展開解説から投資方法まで予想やアプローチのノウハウを講義。2002年から19年続いているお役立ちコンテンツ。 重賞の展開予想や切り口なども毎週解説中
コメント