札幌競馬場の攻略のカギとなるコース
札幌芝1800mを極めると面白い

このコースの特徴はスタートしてから最初のコーナーまでが極端に短いところです。その割には重賞も複数行われますし施行レース数も多くなっています。
芝状態もなかなか悪くならない札幌開催ですし、今年は二度に分けて開催されることからも前半と後半で芝は良い状態が続く可能性が考えられます。
コーナーまでの距離が短いということは前半で外を回すことになると小回りコースの札幌を終始外を回すことになってしまい最後までロスの多い競馬をする事になってしまいますので出来るだけ最初のコーナーまでに好位の内側に寄せていける馬がどれかを考えてあげるのがポイントです。
強い馬であっても前半から終始外を回すことになってしまうと直線では伸び脚にお釣りがなくなってしまいます。特に小回りコースという事もあるので全体的に仕掛けが早くなることもあるので、前半から外を回していると後半のピッチアップでさらに消耗してしまい終始息の入れられない状態となってしまいます。
・好枠
・好位
・好指数
この基本を大切に。逆にこの条件に当てはまらないロスの大きなレースをしそうな人気馬は疑ってかかっても。
2020年&2021年度札幌芝1800m指数A1成績
後ほど脚質別の成績は掲載しますが総合成績としてはこちら。
2020年[4-6-1-9/20] 勝率20%、連対率50%、複勝率55%
2021年[5-4-1-6/16] 勝率31%、連対率56%、複勝率62%
数字だけで見るとズバ抜けてよいという事はないものの、このコースの特徴を考えるとロスが大きくなりそうな馬を最初から減点することは可能なので少しでもスムーズな立ち回りが期待できそうな馬であれば積極的な狙いも可。狙いの一つとして一考の余地はありそうです。
2021年度騎手成績

去年の札幌開催での騎手成績一覧をこちらに掲載しておきます。武史騎手が勢いもありますから今年も楽しみになりそうです。ただ、連対率や複勝率にも注目です。
指数A1でのコース別成績と特徴
札幌芝1200m


全脚質を見ても勝率はそれほど高くはないものの複勝率ではそれなりに安定。積極的に狙うほどではないが、逃げ馬から差し馬までは安定的に馬券圏内に割り込むような競馬は出来ているので3連系でなら一考。
札幌芝1500m


特殊な形状をしたコースで能力よりも枠順や展開に左右されやすい傾向があるのでここは単純な狙いというのは難しい。
結果から見ても両極端になっているので好走するかポカするかという感じです。指数A1というだけの理由で狙うのは避けて展開や位置取りを考えての狙いが理想です。
札幌芝1800m


最初のコーナーまでが極端に短いコースです。先行馬成績は上々。外を回すロスが大きくなりやすいコースなのでしっかり展開やロスを考えた狙いができた方が吉。展開条件が揃えば指数A1は狙いやすい。
札幌芝2000m


比較的安定して上位の競馬をしている2021年の結果。後ろ過ぎない位置での運びが優勢なのは小回りコースの影響も大きい。展開や枠順次第で狙いたい。
札幌芝2600m


そもそも施行数もすくないこともあるのであまり参考にならないデータです。先行出来そうな馬なら注目。
札幌ダート1000m


ここは狙い目になるコースです。指数A1の逃げ先行馬が例年強さを見せています。2021年の先行勢はやや結果としては物足りないものの2020年などは先行勢が好結果。
一方で位置取りが悪いと不発になりやすいのはもちろん短距離ダートなので自然。前で運べる指数A1は狙い。
札幌ダート1700m


これまで指数A1の活躍は中距離ダート周辺でみられましたがこの競馬場ではそこまで突出したデータとはなっていないので注意。
それでも先行馬の連対率・複勝率は50%を超えているので決して悪い成績ではありませんが無条件で狙うには高い数字とは言えないので展開次第といえるでしょう。
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⏩勉強回顧(重賞検討会)
札幌コースの指数A1で一番の狙いはここ
札幌ダート1000mを狙い撃ち
2020年データより

シンプルに指数A1でこれだけの指数を出せていれば上々。

狙いになるのは指数A1の中でも☆印を保有している馬の成績。2020年の2開催で6頭のみと頭数は決して多いとは言えないですが連対率の高さです。2021年は2020年に比べるとやや凡走も目立ったものの、2022年は巻き返しに注意。
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