hide指数を使った予想術（実戦編）
hide指数はレースによって場面場面で色んな使い方ができます。色々な使い方の紹介をしているのが勉強回顧ですが、そのパターンの1つとして今日はブログでも先週のレースから取り上げます。
こういうパターンのレースの時にどう考えたかという参考にしてhide指数を活用してもらえたら嬉しいです。
東京9R 調布特別（23年5月21日 日曜日）芝1800m
以下のようにブログのイチオシ馬でも取り上げたレースを解説します。
人気にもなっていましたが前日段階で取り上げるイチオシ馬一覧の中からも注目したアドマイヤハレーです。
実レースでは想定外の位置取りになってしまいヒヤヒヤしましたが指数の高さと展開が助けて結果を出しました。
hide指数競馬新聞はこちら
指数的に見ても2頭がやや抜けていますがコース的には少しでも前で運べる馬がいいのでアドマイヤハレーに注目しましたが実レースではスタート直後の行き脚が悪く後方からの競馬になってしまいました。
それでも指数A1＋★印で過去にも差す競馬で脚を伸ばす事ができている馬ですので★印の効果もあって最後は差し切る事ができました。
そういう意味では予想では前で運んでくれることで安心して狙える馬という感じで考えていましたが位置取りが悪くなっても指数の高さがそれをカバーしてくれましたので指数の高さはそういう助けにも繋がります。
展開的には逃げ馬らしい逃げ馬も見当たらないので恐らく過去に逃げた事のある馬だと去勢後初戦に4番サイルーンが逃げるかどうかというくらいなのが想像されます。
勉強回顧 昼の更新から
勉強回顧では当日の天気や芝状態を見てから午前中の時間で解説を書いていきます。この日は11:30の東京4Rの傾向をみてから東京の午後の芝レースについては解説を書きました。
普段も午前中に馬場を確認したところから午後のレースの解説を書いていく感じですのでこの日は東京芝はお昼のギリギリに書きました。それが以下の通りです。
前日更新のイチオシ馬でも取り上げた馬ですが、当日の馬場傾向を見てもアドマイヤハレーは十分に上位争いをできるだけの馬であろうと判断しました。
相手候補として考えたのが逃げるかもしれない4番サイルーンと前走指数も高い5番シンティレーションです。（勉強回顧の当日更新でも評価順として上記の通り7>4.5と記載している通りです）
買い方
ここはアドマイヤハレーが好位から楽に抜け出せる想定をしていました。これくらいの頭数なら前半から流れに乗る事も可能なのでスムーズに運べれば好位から抜け出すくらいのレースができそうな指数と展開なので勝ちきれるだろうという判断をして1着固定を選択しました。
相手には先述の通り4番サイルーンと5番シンティレーションで以下の通りです。
オッズが分かるようにTARGETで表示した買い目を掲載しましたが、買い方としては7→4.5⇔流しです。頭数が少なったので1番と2番を削っただけで後は無理に削らずに流しました。
紐に残した理由を1頭ずつ説明します。
3番は指数は十分ですし距離延長で先行出来れば粘り込むくらいの可能性はあります。
6番は初ブリンカーと★印を持っています。休み明けだった前走は位置取りの悪い競馬で結果を出してませんが使われた上積みが出る可能性は考えられます。
8番は休み明けですが前で運ぶ事もできる馬です。過去の指数を見ても黄色指数を2度出していて今回は人気もないのであえて削る必要性を感じません。
9番は★印を持っています。枠が悪く位置取りも微妙なところがありますが1400とか1600を使ってきている馬なので距離延長で前半の追走が楽になれば★印が生きる可能性はあります。人気薄なのであえて削る必要はありません。
10番は枠が悪いですし、位置取りも不安定ですが比較的安定した指数を出しています。過去5走で4回黄色指数を出している馬です。多頭数の外枠なら大きく割り引きますが3着以内と考えた時に紐としてチャンスがない馬とまでは言えません。
このように考えて力不足に感じる1番と2番以外を紐候補と考えたシンプルなものです。
馬券はシンプルに
いつもこちらの実戦記事を読んでくださっている方はよく分かると思いますが、とにかく買い方や狙い方はシンプルです。
逆に言えばシンプルに狙えるレースを買うことがポイントです。アレコレと複雑に考えるレースはそれだけ当てづらいので結果にも結び付きづらいです。
軸が決まれば、あとは出来るだけ難しく考えずに相手を見つける事ができるかだけを検討してあげます。
実レースでは
驚いたことにスタートで行きっぷりが悪くまさかの後方からの競馬になってしまったアドマイヤハレーでした。このコースの外枠でスタートが悪いとかなり後手後手の競馬になってしまうのでスタート直後で「しまったなぁ～～！😱」と感じました。それでも3着くらいまでは来るだろうと思いましたが1着固定で買っている側としては当日の馬場状態を含めてもかなり勝ち切るのは厳しそうと腹をくくりました。
そうすると意外な展開になった事で助けられます。
それは逃げたサイルーンが中盤以降に思っていた以上のペースで引っ張っていったのです。それによって先行勢が追いかける形になってので前半よりも中盤以降のペースがタイトになりました。
それを見て「おおっ、勝つチャンスが戻ってきた😲」と中間で感じたので何とか勝ち切ってくれと応援しました。
ただ、これだけサイルーン引っ張ると恐らくこの馬は途中で息切れをしてしまうのでもう1頭の相手でもある5番シンティレーションが伸びてきてくれる必要があります。
何とかそれも上手く運んで最後でアドマイヤハレーが差し切って勝利。
3着が幸いなことに内から人気薄の一頭だったジッピーレーサーがスルっと伸びて上がってきてくれたことでいい配当に繋がりました。
3連単 7-5-9 17,230円
3着が人気サイドになると安いオッズも含まれていましたがシンプルに考えて高配当に繋がる事もあるので複雑に考えすぎない事は大切です。
今回はスタートで後手を踏んだにも関わらずペースが想定以上になった事で展開の助けはありましたが、それは1着固定を選んだリスクでもあったので投票時点で受け入れている事ですから結果的にラッキーだったと思います。そういうリスクを回避するなら3連単ではなく3連複を選択してもよかったので、ここは攻めの選択が好結果となりました。
何よりも一貫して難しく考えてないという事です。
人気薄だったジッピーレーサーに関しても★印を持っている馬なので紐から外す選択は考えづらいです。特にそこそこ指数も出している馬なので、普通の競馬新聞を使っていると前走が8着で前々走が10着ですから着順ばかり目に入ってしまうかｍそいれませんが、hide指数で見ていたら★印を持っていて2走前は10着に敗れているのに黄色指数を出していたり、過去も10着や8着で黄色指数を出しているので少し何かが嵌れば激走のチャンスがある印です。指数を使うことでこういう馬が拾えます。
軸選びもそうですが、こういう細かい紐穴などを拾えるのも指数の特徴の一つなのでユーザーの方は★印も含めて拾ったり削ったりの工夫をしてみてください。
順番としては1人気→2人気で決着しているのに3着が荒れた事で170倍つくので、そう考えると美味しい配当になったと思います。
イチオシ馬一覧は前日段階で人気も馬場傾向も分からないまま取り上げていますが、想像していた馬場傾向と当日の馬場傾向がマッチすればそれなりにしっかりと期待に応えてくれます。
勉強回顧では当日の傾向を見た上で狙い方解説もしているのでよりリアルタイムで狙い方などを知りたい方は活用してもらえればと思います。
できるだけ頻繁にこのブログでもこのような実戦レース解説の更新を心がけていますので今後の狙い方の参考パターンの一つとしてインプットしてもらうと、よりhide指数を上手に使ってもらえると思います。
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予想は馬場や指数を組み合わせたパズルなのでオッズも踏まえながらそれを楽しみましょう。
hide指数を使って買えそうなレースを買いづらいレースの選別や調教評価の使い方、またイチオシ馬一覧に取り上げられてるかどうかをどのように考えるかなど週末の研究材料にしてもらえると嬉しいです。
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