【hide指数利用術】キーンランドC、新潟2歳S、的中までの軌跡

指数活用法
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hide指数活用術

hide指数の特徴は過去のレースのロスや不利、能力を補正した指数です。

2着の馬よりも7着の馬の方が強い競馬をしていることは少なくありません。しかし、次走の予想で評価されるのは着順の高い方や実績のある馬です。

また、戦歴の浅い2歳馬は重賞出走時には多くの馬が前走1着なのでタイムなどによって世間的には評価されます。タイムに表れない走法や能力を指数化したのもhide指数の特徴です。

このhide指数はあくまでも過去のパフォーマンスなので、それを利用して今回考えられる展開を考慮することが予想手順です。よって、指数の高い順には決着しませんが、指数の高い馬が力を発揮できる条件が揃えば狙いとなります。

指数の使い方・考え方の1つとしてまとめておきます。

キーンランドC2022

キーンランドCでは無料LINEでお届けした穴馬一選のヴェントヴォーチェが1着になりました。応援ありがとうございます。

久々に穴馬が1着まで届いてくれたので嬉しかったです。LINEでも記載しているように、この馬は春雷Sの内容がとても強かったので近2走の成績がいまいちで人気を落としていましたが、その2走も決して悪い内容ではありませんでした。

競馬講義コンテンツの勉強回顧では毎週重賞検討会を行っておりますが、そこでもキーンランドCでは◎ヴェントヴォーチェとしました。また、同率評価で2着した◎ウインマーベルとしており、○印不在という解説をしました。なお、3着ヴァトレニは△印です。

ヴェントヴォーチェの指数は優秀

こちらがhide指数出馬表です。PDF版なのでスマホやタブレットなどでも鮮明にご覧頂けます。(↓こちらは画像なので文字潰れが生じてます)

まず注目してもらいたいのが赤い四角で囲った部分です。函館スプリントSに出走していた4頭の結果ですが、7着だったヴェントヴォーチェの方が着順の良かった馬よりも指数が高く出ています。2着だったジュビリーヘッドが99、4着だったレイハリアも99なのに対してヴェントヴォーチェは100です。

これがhide指数の特徴の一つでもあります。着順のいい馬が必ずしも指数が高くはならず、内容の良かった馬の指数に補正が入ります。世間的に人気が落ちていたので、それだけ見逃していた人が多いという事が分かります。前走は特殊な直線1000mを利用して着順も指数も落としているだけなので春雷Sで強い競馬をした右回りの1200mに戻る事はプラス材料ですのでここまで人気を落とす(6人気)要素はありません。

緑で囲った部分は春雷Sです。オープン特別でメンバーとしてはそれほど厚くなかった中で高い指数で勝ちきれています。レース映像を見返しても高い指数がつくのに自然な内容でした。

ヴェントヴォーチェのほかに3歳馬のウインマーベルを同等評価で◎にしました。ウインマーベルは3歳馬でG1を使ったわけでもなく、まだ古馬との対戦がないので指数が低めに出ています。

夏場の成長度を考えると指数を上げてこれる可能性は十分にあります。ただ、成長が思ったほどなければ凡走もあるかもしれません。ヴェントヴォーチェに比べると成長があるかどうかは不確定で見えない部分です。良い方に転がれば好枠ですし面白い馬という評価です。

また、どちらも内枠だったことで、どちらかしか馬群を捌けない恐れもあります。

結果論からは、上の画像をご覧頂いても分かるように全体が馬場を選んで広がったことで外を回す馬よりも馬群を捌けやすくなりました。

赤い帽子のウインマーベルは馬場も選びながら進路も取れていますし、馬群全体が広がったことでヴェントヴォーチェも内側を上手く差し込むことが出来ました。

仮にコレが馬群全体が通常のレースのように内ラチ側に寄っていたとしたらヴェントヴォーチェは進路が取れなかった可能性もあります。

ここら辺が前日時点の展開予想では想像できなかったので2頭を並列ながらも高い評価としました。

3着のヴァトレニは逃げて経済コースを立ち回っての粘り込み。4着にはもう一頭の3歳馬のトウシンマカオがロスの多い競馬をしながらも指数の高さと3歳利を生かして上々の4着。馬群全体が外に広がったことでトウシンマカオとしては厳しい競馬を強いられました。4着に負けましたが、内容は良いのでこういう馬には指数に補正が入るので次走出走時には高めのhide指数になることが考えられます。

逆に言えば今回は外枠すぎたことで予想上では少し指数を割り引て考える必要がありました。それに加えて実レースでも全体が馬場の外側を回す事になったので余計に外を回しました。枠順がレース結果や展開に与える影響もここから分かると思いますし、トラックバイアスがレース結果に影響を与える事も分かると思います。

予想の段階ではできる限り、枠順や展開やトラックバイアスを加味して指数を上げ下げすることが予想です。

新潟2歳S2022

続いて、これからどんどん増える2歳重賞の考え方です。新潟2歳Sの重賞検討会では◎ウインオーディン、○キタウイングという評価をしました。

3人気と4人気だった2頭を高く評価した理由は単純に馬を見る目を生かした指数です。

2歳戦は指数とチェックコメント

特に前半の2歳重賞はほとんどの場合前走が未勝利や新馬を勝ち上がったばかりなので1着です。なので、多くの場合は走破時計や血統などで人気が決まります。

hide指数の場合は完成度、適性、走法、将来性など数字に表れない部分を評価して指数をつけています。

強いと思った馬の指数が高いというシンプルなものです。

それに加えてチェックコメントでは、指数で表れない部分を補ってます。

例えば、同じ指数を出していても完成度の高い馬が出した指数叩かれた方が良さそうな馬が出した指数では次のレースで出す指数振り幅が違うことが想像されます。

当然、後者の方が上積みがあることが期待できます。

レース映像から分かる馬の能力

レース映像から馬の能力を判断→指数へと転化されます。

さて、勉強回顧のオープンチャットでは前日(土曜日)時点で以下のように発言しました。

開催当日にオープンチャットに参加する時間がある方は限られてしまいますが、チャットではこのようなことにも触れる事があります。

もちろん、チャットに参加していなくてもチャットで触れたことは重賞検討会でその解説をしてますのでチャットはあくまでも触れ合いの場です。

指数が示した2頭の評価

今年の新潟2歳Sはリバティアイランドが回避したことで少し小粒なメンバーになったことは否めません。例年に比べるとこのレースの出身馬がこの先の重賞で活躍できるかは成長次第だと思います。

しかし、このレースを予想するうえでは、この中で何が強いかを考えてあげなくてはなりません。

そこでチャットでも触れたように連闘馬だったウインオーディンとキタウイングがこの中では未勝利戦で強い競馬をして勝利してきたので素直にその2頭を重賞検討会でも高く評価しました。

前走指数を見てもらってもウインオーディンが82とこのメンバーの中では最も高く、2番目に高いのがキタウイングの81です。

以下も78~80くらいで拮抗していますので、今年は薄メンバーでやや拮抗気味という判断をしました。

さらに両馬には印があります。印は後半まで長く脚を使えるマークです。消耗戦や直線の長いコースではよく活躍を見せるマークです。どちらもそのマークを保有しているのは強みです。

より巧く運んだのが内側の方から馬場を選んだキタウイングです。ウインオーディンは外に大きく出しました。馬場の良さはありましたがキタウイングも十分に馬場を選んでいますので少しでも経済コースを選んだキタウイングが1着。

外を回しながらもよく伸びたウインオーディンは内外の差が響いての2着。指数の差を考えると距離ロスの差が着順の差になっても自然です。指数が高い順に決着するとは限らないのはこういう所からも分かると思います。ただ、予想段階でウインオーディンが大きく外に出すことやキタウイングが馬場を選んで内側馬群から差し込んでくる事は予想できないのでこういうところが細かい着順の差になってきます。指数が拮抗していればいるほど内外の差やロスの差が影響しやすいです。

しかし、今回は頭数も少なかったので極端に詰まる馬もいませんでしたから、通した内外の差はありましたが大きな不利を受ける事なく、どの馬も力を発揮出来たので指数上位組での決着になりました。

2歳重賞を考える時は未勝利戦や新馬戦を勝利したときの指数で横の比較をして、より大事なのがチェックコメントの内容です。上積みがある馬なのか、完成度の高い馬なのか、適性がある馬なのか、この辺りを重視した予想がポイントです。

2歳重賞はもちろん、hide指数を使った予想方法・アプローチ方法の参考例として今日の記事をお役立て下さい。

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