
フラワーカップを題材にhide指数での展開分析の考え方を解説します。
今回は27周年記念キャンペーンとして無料配信した重賞検討会の内容をもとに、「どう見えていたか」と「どう馬券に繋げたか」を整理していきます。
まず今回の前提として、出馬表の背景色を見ると赤(逃げ)・青(先行)が非常に多い組み合わせでした。
検討会でも触れている通り、この構成は「自然に流れる」「先行勢にとっては楽ではない」形になりやすいです。
さらに開催4週目+前日の雨。
内の芝がどこまで保つかは当日次第ですが、少なくとも“内だけを信じ切る状況ではない”という前提でした。
この時に重要になるのが、
・無理に外を回さないこと
・馬場の中央を選べること
・流れの中で脚を使えること
この3点です。
ここで浮上してきたのが10番スマートプリエールでした。
検討会でも強く触れているポイントですが、この馬は未勝利戦で「早めに動いて押し切る競馬」を見せており、持続力の質が高いタイプです。
一方で近走はマイル戦が続き、やや忙しい競馬になっていたことでパフォーマンスが上がりきっていませんでした。
そこで今回の1800m替わり。
中山の内回りでコーナーから動いていく形になれば、この馬の「じわっと加速して長く脚を使う形」がハマる可能性が高いと見ていました。
さらに枠も真ん中やや外で、無理に内にこだわらず中央の良いところを選べる配置。
「前に行く必要もない」「中団から動ける」この自由度の高さが、このレースの条件と非常に噛み合っていました。
だからこそ検討会では
“相手候補ではあるが、軸としても成立する”
という評価をしています。
次に11番ロンギングセリーヌ。
この馬は一貫して「逃げて息を入れて粘る」競馬をしており、タフな持続力が武器です。
前が多い組み合わせでも、自分のリズムで運べれば簡単には止まらないタイプで、「厳しい流れ=全滅」ではない点がポイントでした。
今回もまさにその形で、流れの中でもしぶとく残す内容になりました。
そして8番イクシード。
新馬戦のhide指数が81と、このメンバーでは明確に一段上の評価。
前走は外枠でポジションが取れず能力を出し切っていない形でしたが、今回は枠的に前目につけられる可能性があり、「能力をそのまま出せれば上位」という見立てでした。
結果として、
調教評価1位 イクシード
調教評価3位 スマートプリエール
調教評価4位 ロンギングセリーヌ
この3頭での決着。
検討会で見ていた“持続力+展開適性”のラインが、そのまま結果に繋がったレースでした。
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1枠1番 エアビーアゲイル
デビューは阪神の芝2000mでした。真ん中ぐらいの枠からではありましたが、他の馬の様子を見ながら楽に先行していくと、先頭に立つ逃げになっています。ゆるい流れに落としながら、やや外から並走はされてはいたんですけども、大きなプレッシャーになることもなく、じっくり脚を溜めながら直線に向いて仕掛けていきます。最後は内で溜めていた馬に差されてしまいましたが、うまく逃げて先にうまく抜け出す運びができた点は、スムーズなレースができました。
2戦目は京都の2000mの内回りコースです。ここでも内枠から、すんなり先行して枠順を生かす競馬になりました。他の馬を行かせて、内側でじっくり脚を溜めて、流れに任せた運びができています。4コーナー手前からピッチが一気に上がったことで少し早めの仕掛けとなりましたが、直線では馬場の3分どころを内側から選びました。やや内側に押し込められるような感じになりつつも、最後までしっかりと脚を伸ばして抜け出しました。上手に経済コースからの溜めを生かす競馬ができたのは良かったですし、しっかりと伸び脚を使えていて安定した先行力を見せています。
3戦目は1勝クラスのレースで、京都の2000mへの出走となります。7頭立てと頭数が少なかったんですけど、前半少し力みを見せている場面はありましたが、すぐに落ち着いて3番手でリズムの良い立ち回りができて、未勝利勝ちをした時と同様に少し早めのスパートをかけていきます。前を早めに追いながら、じわじわ一歩ずつ脚を伸ばして、最後まで持続力を発揮しましたが、内をうまく差し込んだ勝ち馬の方が伸び脚が上でした。最後まで長く脚を使えている持続脚というのは評価できます。あとは安定した先行力があるのはこの馬の強みです。
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2枠2番 ナックホワイト
デビューは東京の芝1800mでしたが、多頭数の外目の枠でポジションが悪くなり、後半脚は伸ばしてはいますが、位置取りの悪さも響いての9着という結果になりました。
2戦目も同じ東京の芝1800mになりましたが、ここでは頭数が9頭立てとまずまず手頃な頭数になったので、外側から少し外を回しながらも、前までの距離感というのは程よい頭数だった分だけレースはしやすくなっていて、最後まで長くいい伸び脚を発揮しての2着という競馬をしました。頭数の少なさというところには多少後押しになった感じはあります。
3戦目が東京の芝1800mですが、18頭立てのフルゲートの大外枠という苦しい条件になり、後方からのレースを強いられてしまい、結果的に直線だけの外差しにはなりましたが、それでも最後猛追を見せて4着まで上がってくるあたり、かなり条件が悪い中でもいい伸び脚を発揮できた点は評価できます。
4戦目は中山の芝2200mになりました。距離延長になったこともありますし、枠が良かったこともありますが、内から先行策を取ることができました。内側の前でじっくり脚を溜めるロスの少ない立ち回りができた点は非常に良かった部分ではあります。その中で徹底追い出しを狙いましたが、思ったほど追い出してからの反応が速くなくて、なんかこう伸びていかない感じがあります。馬群の中での競馬より、のびのびと外に出した方が伸びていく可能性がありそうな、そんな雰囲気をちょっと見せた内容でした。
5戦目は東京に戻っての芝1800mですが、内枠からでした。結構スタートからスムーズに先行することができて、またこれまでとはちょっと違う、これまでの東京芝1800mを使っていた時とは違う競馬になり、枠が内だったこともありますけど、上手に前半から流れに乗る競馬ができました。でも長い直線を生かして最後までのびのびと脚は使えていますが、後半の伸び脚っていうところは、やはり前で運んだ分だけちょっとピリッとしない感じにはなってしまいます。
6戦目が同じく東京の芝1800mですが、ここは外枠7枠14番からだったんですけども、スタートを決めて一気に先行することができたので、ロスはあって枠が悪かったんですけど、難なく内側の方に寄せていくことで逃げる競馬ができたのはプラス材料になりました。一定のリードをずっと保ちながら追い出しにも終始余裕を持つことができて、直線の後半に入ってから仕掛けていくと、じわじわ脚を伸ばしています。一気に突き放すほどの脚はなかったんですが、最後まで持続脚を使って伸びている点は評価できます。ただ、特徴があまり目立たない感じなのと、最近は前で運んではいますが、もともと後方からの競馬をしている馬だけに、ポジションもいまいち読み切れないところがある難しさはあります。前で運んで包まれずにうまく立ち回ることができれば、最後まで持続力を生かす競馬も可能です。
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2枠3番 ゴディアーモ
デビューは中山の芝2000m、7枠14番外枠からのレースになりましたが、内の馬の様子を見ながら、じんわりと内側の方に寄せていく先行策を取りました。2番手の馬を見据えながら、向こう正面で早め先頭に立っていて、向こう正面で2番手の馬が失速したこともあって、途中から先頭に立つ逃げに切り替わりました。その後はじっくりと脚を溜めながらの逃げになり、後半は溜めた分だけしっかりと脚を伸ばすことができています。
まだまだ伸びしろがありそうな馬ではあるんですが、どこまでこの成長が見られるかというところはちょっと注目しておきたいです。全く違うレース運びをしても脚を伸ばせそうな感じがするタイプの馬なので、どういった競馬をしてくるか、それにはちょっと注目したいです。軸で狙うよりは、どういった競馬をしてくるかということも踏まえて、穴候補として注目しておきたいですが、場合によっては非常に強い競馬をする可能性もある馬だと思います。
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2枠4番 ヒルデグリム
デビューは新潟の芝1600m、内枠からでしたが、スタートは悪くなかったですし、内から促して先行していく内溜めの競馬ができました。ただ直線に入ると前が壁になってしまって、進路取りで少し右往左往する場面がありました。直線半ばでようやく馬群の外に持ち出してから仕掛けていくと、そこから徐々に加速して一歩ずつ脚を伸ばしていきます。トップスピードに上げてから非常にいい脚を長く使うことができているので、多少内にもたれ加減ではありましたが、長くいい持続力が発揮できています。
2戦目は新潟2歳ステークスに出走しました。スタートが速くなくて、後方からの競馬になってしまい、直線での差し競馬となりましたが、伸びてはいるものの目立った伸び脚とも言えず、パッとしない内容の8着というレース内容になってしまいました。
続いて重賞を連続して使うことになったアルテミスステークスです。やはりここでもちょっとスタートが悪くて、後方からのレースになり、馬群の中をついて差し込めますが、位置取りの悪さと重賞レベルの競馬というところで苦しく、前との差をなかなか詰めきれないままのレースになりました。
4戦目は赤松賞に出走しました。ここはそんなにスタートが悪くなく、頭数が少なかったこともありますが、結構スムーズに出ていくことができました。ただ当初の外枠で終始外を回す競馬になって、ピッチが上がるとちょっと伸び脚という点では物足りなさが出てしまって、後半はずるずると伸びきれないままのレースとなって、少し力不足が出てしまいました。
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3枠5番 クリスレジーナ
スタートをポンと出て、内枠からスムーズに先頭に立つ逃げができました。スタートと枠の良さというのがかなり生きましたが、外からずっと並走されて、結構ストレスの溜まる逃げではありましたけど、それでも無理に抵抗するわけでもなく、あくまでも自分のリズムを保った逃げができた点は良かったです。終始経済コースと位置取りを生かしながら、外から伸びてくる馬たちがいましたが、最後までそのロスの少ない立ち回りというのを生かすことによって、じりじり伸び続けて勝ち切りました。枠とポジションというのが非常に目立ったところがあるので、これ以上の競馬がまた違った運びでできるかどうか、ここは2戦目の内容に注目したいところです。
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3枠6番 ラコンチャビエン
デビューは京都の芝1800m、外枠からのレースになりましたが、枠が悪いながらも結構スムーズに内側の方に寄せて、前半は逃げ馬を見据えた運び、先団馬群でうまく脚を溜めながら上手に流れに乗ってはいったものの、追い出してからの伸び脚というのがいまいちピリッとしない感じで、ちょっと目立たないようなレース内容になりました。それでも伸びてないことはなくて、内側の方についていってじりじりと脚は伸ばすことはできています。
2戦目は阪神の芝1800mを内枠からのレースとなりました。スタートも結構ポンと出て良かったですが、ちょっと他の馬を行かせて内側を溜める競馬、終始内側の方を通るレースになりました。3コーナー過ぎからピッチアップすると内側で少しうながしながら気合を入れ続けて、直線で進路を探しながらの差し込みです。かなり進路がスムーズに取れず、狭いところに進路を見つけてなんとか差し込んでいきましたが、勝ち馬の方が先にスピードに乗っていったこともあって、その分勝ち切ることはできませんでした。ただ一応最後まで持続して長く脚は使えた内容の2着でした。
3戦目、京都の芝2000mのレースに出走となります。真ん中ぐらいの枠からで、ちょっとスタートは悪かったというよりは、スタート直後にバランスを崩すような若干の感じはありましたが、大きく出遅れることなく、前半から先団馬群で追走するレースはできました。馬群の中を少し気合を入れ直すような感じにはなりましたけども、馬群差しでじわじわじわじわと脚を伸ばしていきます。前走の2戦目の内容と、直線から3コーナー過ぎぐらいの運びがかなり似ていて、地味だけど長く脚を使うというような、そういったタイプの馬なので、少し消耗戦になっても地味にじりじり伸びていけそうな雰囲気は持っています。ただ、能力的なところで言うと、こう鋭さが目立つわけではありません。
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4枠7番 アーリーハーベスト
新馬戦は京都の芝1600m、内回りコースのデビューになりました。内枠からでしたけれども、スムーズに内側から陣営が割と楽に先手を奪うことができました。外から少し並走されている形ではありましたが、直線に向くとそれを振り切るように後半に脚を伸ばしていって、溜め逃げからの瞬発力というのが発揮できている点は非常に興味のある切れ味を発揮しました。
2戦目はこうやまき賞です。ここは8頭立てと頭数は少なかったですが、スタート直後から安定した先行力を見せていきました。外から逃げる馬がいたので、無理に抵抗せずに前を行かせて、逃げ馬を見据えた無理のない立ち回りができていました。好位から追って、後半まできっちり脚を伸ばしていましたが、勝ち馬の切れ味がわずかに上回っています。それでも安定したレース運びが2戦目でも見られたのは良い点です。
3戦目は菜の花賞です。中山の芝1600m、8頭立ての内枠からで、こちらもスムーズな先行力を見せて、とにかく3戦とも安定してスーッと前に運べる、そういった先行力があるのは魅力です。ここでは先に抜け出した馬たちを追いかけるような形になって、ちょっと後半はピリッとしないような形になりましたが、それでももう一度盛り返す脚を見せていて、若干仕掛けどころで気を抜いたような感じなのか、反応が良くなかったのは良くなかった部分があります。ただ後半盛り返しているという点は評価できます。先行力があって脚を溜めることもできるので、距離延長でもうまく脚を溜めていく先行策が取れれば、溜めた分だけ伸びられる脚は持っていそうです。
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4枠8番 イクシード
デビューは10月の東京芝2000m、12頭立ての12番枠、大外枠からでしたが、内側に寄せるのにもやはり外枠の分だけ時間を要したので、中団やや後方ぐらいの立ち回りとなってしまいました。その上で後方外を楽な手応えで、一応リズムよく運んでいくことはできましたが、先頭までの距離はまずまずある中で、外を楽な手応えで運び、直線に入ってから仕掛けると非常に良い脚を長く使っていきます。徐々に加速して、トップスピードに乗ってから良い脚を使うような感じはあるので、1度使われたことによってもう少し反応が良くなっていきそうな感じはありますが、非常に力強い動きです。枠が良ければ、枠順がいいのである程度前で、前走よりも前で運べる可能性がありそうです。
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5枠9番 ヴィスコンテッサ
デビューは札幌の芝1800mでした。頭数少なく8頭立ての3番枠でしたが、スタートはちょっとあんまり速くなくて、控える形になったことで、少頭数の最後方から外まくりで強引に動くロスの多い競馬になりました。その分、後半の伸び脚に差が出てしまったので、これは完全に外回しのロスの分と位置取りの差というのが響いた結果の3着になりました。
2戦目が京都の芝1800mのレースとなります。スタートはもっさりはしてますけど、出遅れるほどではなく、周りの様子を見ながら結果的に控えて後方でのレースになりました。新馬戦同様、外から強引にまくって動くロスの多いレースになってしまいましたが、そんな中で外回しで追い上げながらも最後までタフに長い伸び脚を発揮しています。この時の京都外回りコースは馬場の中央あたりを通す馬がよく伸びていたので、その恩恵も預かった部分はありますが、最後までしっかりと伸びて、わずかではありましたが勝ち切ることができました。長い持続脚を発揮できています。
3戦目は中山の芝1600m、フェアリーステークスへの出走となりましたが、7枠13番と枠が悪かったこともあって、スタートは悪くなかったんですけども、枠の悪さでどんどん後方のレースになってしまいました。コースの形もあるので、ちょっと外から一気にまくって動くことができず、後方でずっと外を追走し続けて終わってしまったような感じになっています。これはマイルの部分もありますから、1800mになればもう少し自在に動いていける可能性は出てくるとは思いますが、ただポジション面というところでは課題が残るかなとは思います。
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5枠10番 スマートプリエール
デビューは阪神の芝1800mになりました。頭数が少ないところで後方からの競馬になりましたが、それでもしっかりといい伸び脚を使っての3着は、非常に伸び脚としては評価できると思います。
2戦目が函館の芝1800mです。やや外側の枠になったので、前半から外回しのロスある運びではありましたが、無理なく外からじわっとスピードを上げていく形で、ねじ伏せて突き放すという強い内容の競馬を見せました。ちょっとここでは圧倒的な強さを見せた感じがあります。
3戦目で札幌2歳ステークスに出走となりましたが、またしても外枠になってしまい、外回しからの競馬で結構ロスの多い運びになりました。このコースとしては外枠はやはり結構鬼門となるわけですけど、その中で外外をずっと回しながら、最後まで伸び脚を使っての3着というのは、非常に価値のある3着のレースができました。
4戦目は東京の芝1800m、アイビーステークスです。内枠からでしたが、少頭数だったんですけども、外の馬が行ったことで控える競馬になって、結果的に最後方の内溜めで直線を迎えるような形になってしまい、直線では進路を取るのにちょっとワンテンポ、ツーテンポ待たされるような感じになってしまいました。馬群の中に進路を見つけての馬群差しで、脚は伸ばしてはいるんですが、上位馬の伸び脚も鋭く、位置取りの分が最後まで響いてしまった結果の4着という内容になってしまいました。
5戦目、河津桜賞、京都の芝1600mです。内枠からでしたが、押し出されるような感じで先頭に立つ逃げ。比較的上手に息も入れた楽逃げに持ち込んでいくことができました。ですが、そこから追ってからの伸び脚というのが今ひとつで、最後は少しピリッとしない脚になって粘り込むのが精一杯という結果になっています。
6戦目はチューリップ賞への出走となりました。3枠4番、内枠からではありましたが、先団馬群で上手に脚を溜めながらの運びになって、直線でも比較的スムーズに進路は取れた方ですが、追い出してから思ったほどピリッとした脚が使えないままになってしまったので、マイルよりも距離が伸びる1800mになるというのは向いてくるかもしれませんし、未勝利勝ちの内容は非常に強かったので、ああいった形で少し楽な手応えのまま動いていく競馬ができれば、より良さが戻ってくる可能性はあるかなとは思います。
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6枠11番 ロンギングセリーヌ
デビューは東京の芝1600mです。スタートから結構気合をつけて一気に先頭を奪っていく積極的なレースをしました。もう最初から逃げることを決めていたような気配で、先頭に立ってからしっかりと息を入れて、追い出しにも余裕を持たせていきました。そんな中で仕掛けてからもしっかりと脚は伸ばしてはいるんですが、勝ち馬のトップスピードに屈したような形で、限りなく勝ちに近いレースを見せました。その結果の2着です。
2戦目は中山の芝1800mになりますが、7枠12番外枠からのレースになりました。ここでもスタートから気合をつけて一気に先頭を奪いに行く、思い切りのいい逃げのレースをしています。ただ後続を突き放すわけではなく、後続を引きつけて息を入れながらのレースで、少し湿った力のいる馬場ではありましたが、逃げたことによって最後まで非常に粘り強くタフな脚を使って押し切りました。やはりここは逃げることを想定したレースを続けていて、そういったタフな持続力タイプというのが出ています。
3戦目は中山の芝1600m、距離短縮になりますが、菜の花賞への出走となりました。スタートから促していって、相変わらずここは先頭に立っていきます。先頭に立ってから息を入れて、後続を引き離すことなく、並ばせながらでも引きつけながらもう一度脚を伸ばしていくというような形はスタイルとして変わりませんが、マイルになった分だけちょっとトップスピード差が出てしまった部分があるので、やはり未勝利勝ちした芝1800mになるのは、この馬にとっては多少レースはしやすいかなとは思います。
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6枠12番 バースデイフライト
デビューは阪神の芝1600m、外枠からでしたが、あんまりスタートは速くないものの、極端に出遅れるようなこともなく、やや中団、やや後方馬群の中で脚を溜める競馬となりました。直線で馬群の外側に進路を持ち出しながら追って、長く脚は使えてはいますが、ポジションの差も響いての3着までという結果となりました。
2戦目が中京の芝1600mですが、6頭立てとかなり頭数は少なかったです。その中でスタートを出遅れてしまって、最初は最後方からの追走になりました。外から徐々に徐々に進出、早めに進出していくと、6頭立ての中団を外を追っつけながら、結構強引な競馬をずっとさせることになってしまったんですが、それでも最後までそれに応えるように脚を伸ばし続けることができて、ぎりぎり差し届く勝利となりました。
3戦目ではアルテミスステークスへの出走となりました。10頭立ての9番枠と外枠でしたが、またしてもスタートが悪く出遅れてしまい、後方から外回しの競馬になります。雨も降っていて馬場も少し湿るような状態ということもあり、また前の馬が外になかなか出していくことができず、ずっとキックバックを受けるような形になってしまったので、なんかこう伸びきれないまま中途半端なレースとなってしまって、8着と敗れてしまいました。
4戦目は京都の芝1600m、白菊賞です。スタートはあまり上手ではない感じで、もさっと出るようなレースになってしまいましたが、すぐ挽回して中団馬群で溜める競馬になりました。馬群溜めから直線は少し囲まれ気味になったので、外に出せずに内側馬群の中、進路を求めた内差しでスルスルと伸びていく競馬ができました。馬群差しで脚は伸ばし、最後まで脚は伸ばしてはいるんですけど、もう少しピリッとした伸び脚があると理想です。
5戦目は中山の芝1600m、ひいらぎ賞に出走しました。スタートはこの馬にしては悪くなかったので、内枠から先団馬群の中で追走していきましたが、3コーナー過ぎからピッチが上がると一旦追走に戸惑うような場面がありました。馬群の中をついて差してくるんですが、やはり反応が悪く、他の馬を気にするような素振り、ちょっと前がカットされるような場面もありましたが、いまいちうまく脚を使うことができないままの6着という結果になってしまいました。特徴としてあまり目立たないような感じで、距離延長1800mで何か変わりが出るかどうか、何かちょっと違った一面が見れないとなかなか難しそうな感じはします。
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7枠13番 アメティスタ
京都の2000mでデビューになりましたが、内枠から無理なく前半先行して、経済コースの内側で溜めを生かすレースができました。逃げ馬が大きく引っ張る逃げをしていましたが、内側で冷静に立ち回って、内側からしっかりと伸びていく無駄のない運びができました。勝ち馬の伸び脚が一番上ではありましたが、立ち回りの良さは初戦から見せた内容です。
2戦目は福島の芝2000mでした。こちらでも内枠からの競馬となりましたが、無理なくじんわり先行していって、好位内で先団馬群でうまく脚を溜めるレース運びができました。外を回すことなく、内側馬群でじっくり我慢して、直線ではかなり窮屈になって狭かったんですが、狭い内側を割るように反応良く加速をして差し切りました。うまく溜めを生かした切れのある脚が使えたのは魅力です。
3戦目は中山の芝1600m、菜の花賞に出走しました。8頭立ての内枠からでしたが、スムーズな先行策で距離短縮でも上手に流れに乗る競馬ができたのは良かったと思います。枠順にも頭数にも恵まれた部分はありましたが、じっくり脚を溜めながら、後半まで反応の良い伸び脚を使えているのが魅力です。ロスのない立ち回りを3戦ともできているというのはありますが、それでもうまく溜めながらきっちりと脚を使えているというのが、この馬の良さになります。
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7枠14番 カラペルソナ
デビューは中京の2000mでした。普通にスタートはしましたが、ちょっとその後のダッシュ力という点では物足りなさはあって、中団馬群の中でリズム重視の脚を溜める競馬となり、馬群の中でじっくり我慢するような競馬になりましたが、全体的にちょっと窮屈そうな道中になってしまいました。直線では狭くなってつまずく不利もありましたが、そこから立て直してもう一回伸びてきた点は、牝馬としても評価できます。そういった根性があるのは非常に魅力を感じます。
2戦目は中京の2000mの未勝利戦に出走、12頭立ての12番枠、大外枠からになりました。スタートが遅れるわけではないですけど、極端に速いというわけでもなく、前半ちょっと行きたがるような気性の難しさは多少感じる部分はあります。それでも外を回しながら進出していくと、しっかりと最後まで長い伸び脚を発揮して、持続して良い脚が使えているのは評価できます。ちょっと全体的になんか難しさを感じる馬ではありますが、良い持続力は持っているかなとは思います。
3戦目は京都2歳ステークスです。内枠からでしたが、スタートが悪いわけではないんですけど、かといって速いわけでもない中で、内枠を生かした内溜めの先行策ができたのは、上手にレースの流れに乗っていくことができました。終始内溜めから徹底内差しで、じわじわと脚を伸ばすことができていますが、外めを通した馬たちの伸び脚が上だったので、ちょっとトップスピードの差が出てしまった感じはあります。どちらかというと早めに動いて持続力を生かす競馬の方が向いていそうな感じはあります。
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8枠15番 リュクスパトロール
デビューは中山の芝1800mでした。スタートスムーズで、周りの様子を見ながら少し促していくと、1コーナーまでに内に寄せて先頭に立つレースになりました。結果的に逃げるような感じにはなりましたが、先頭に立ってからとてもいい形でリズム良く息を入れたレース運びができていて、最後までロスのない立ち回りを生かした粘り込みでの押し切り勝ちという結果になりました。内容としてはレース展開と位置取りがかなり向いた感じもありますし、馬場状態も後押しをしたような感じが強いので、高い評価はしづらいです。
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8枠16番 コズミックボックス
デビューは札幌の芝1500mでした。やや外目の枠からになったので、位置取りも悪く外回しの競馬をしています。その中でも後半脚を伸ばすことができたので、まずまずこの厳しい競馬をしながらの新馬戦5着というのは評価できる内容です。
2戦目が中山の芝1600m。ここも比較的外側の枠に入ってしまいました。中団、やや外側を回すような運びになって、結構ロスの多い形で4コーナーを回ってきましたが、それでも外回しをしながらも一歩ずつ伸び脚を使って2着まで伸びてきた点は、非常にこの馬の高い持続力を発揮できたと思います。
3戦目は広い東京コースに変わっての芝1600mでした。頭数もそれほど多くなかったこともありますが、一転して逃げる競馬になりました。他に行きたい馬も見当たらず、枠も良かったこともあって、これまでとは全く違うレースをしましたけども、結構いい位置で追い出しにも余裕を持つことができて、最後までしっかりとした脚を使って抜け出しました。レース運びとしては多少向いた部分はあるものの、きっちりと前で運ぶことができましたし、これまでも位置取りが悪いながらも最後まで伸びる脚を使って能力があるところは見せていたので、こういった前で運ぶ競馬ができた点は収穫です。
4戦目は東京芝1600mのベゴニア賞に出走しました。ここでもスタートが非常に速くて、頭数が少なかったのもあるんですが、未勝利勝ちの時同様のいい先行力を見せました。ただ、枠が悪かった分だけ、先団の外をずっと回すような形になってしまい、少々追いかけるようなレースになってしまった部分があります。その中で直線では少し反応の悪さがあったものの、後半もう一度最後までじわじわと脚を伸ばして4着まで上がってきましたが、上位には少し離される競馬になってしまいました。
なかなかちょっと動きの読みづらいタイプではありますが、差す競馬をしていた時の持続力、持続した伸び脚というのは意外といいものを持っているので、今後どういったポジションでの立ち回りになるか、持続脚をどうやって使っていくかに注目しておきたいところです。

買い目と結果|シンプルに三連複で取り切る
結果は
1着 スマートプリエール
2着 ロンギングセリーヌ
3着 イクシード
3連複 22,810円
3連単 213,970円。
今回はイクシードを軸にした三連複24点での組み立てでした。
2列目に1番・10番・13番を厚めに配置し、3列目は印全体に流す形。
本来であれば、スマートプリエールは軸としても成立する評価だったため、
・スマートプリエールからの流し
・イクシードとの2頭軸
こういった選択も十分にありました。
ただここで重要なのが「オッズ」です。
実際にオッズを並べた段階で、イクシード軸の三連複でも十分に高配当が見込める状況でした。
であれば、無理に買い目を広げたり、形を複雑にする必要はありません。
・指数上位
・展開適性あり
・期待値も成立
この条件が揃っているなら、シンプルに取りにいく。
その判断で三連複に絞りました。
もしここで配当が低ければ、イクシード軸は捨てて、人気薄のスマートプリエールから期待値重視で組み立てる判断をしていたと思います。
つまり今回は「形を決めた」のではなく、「オッズを見て最適化した」ということです。
結果として228.1倍を的中、回収率は約950%。
20丸と◯の評価がそのまま馬券に絡み、無料配信としても良い形で結果を届けることができました。
このレースは、「指数」「展開」「オッズ」の3つをどう繋げるかがそのまま結果に出た形です。
この感覚を持てるようになると、人気ではなく“条件が揃った馬”を自然に選べるようになります。




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