株式投資記事の第三話です。第一話では株式投資をどのタイミングで初めてどんな考えてやっているかを簡単に触れ、第二話では大損する定義と始め方について触れてきました。
まだご覧頂いていない方は第一話からご覧ください。
hide流 銘柄の選び方
親近感のある企業をリサーチする
特に株式投資を知識ゼロから始めようと思っている人はいきなり大儲けしようとか夢を見ないことです。何十倍、何百倍にもなるような株を探そうなんてしないことです。
それって聞いた事もないようなベンチャー企業に投資することを考えているのではないかと思います。そんな成功は我々素人には無理です。ろくにどんな企業なのかも分からないまま株を買っても面白くもなければ成功する確率も高くないでしょう。
知っている企業、普段よく使っているお店、愛用している商品の会社、良くいくレストラン。なんでもいいですけど特に最初はそういう身近な企業をリサーチしましょう。
リサーチしたらどんどんポートフォリオへ
知ってる企業、身近な企業が思い浮かんだらどんどんポートフォリオに入れていきましょう。
ポートフォリオとは簡単にいえば「お気に入り」です。
どの証券会社でもインターネットのマイページやアプリにはポートフォリオ機能がほぼあると思いますので企業名で検索してどんどんお気に入り登録していきましょう。
色んなジャンルであまり最初は気にせずに20~30くらい入れていくといいと思います。
次は厳選していく
20~30の企業をポートフォリオに入れたら次に厳選していきます。
まず、初期資金では買えない株価の企業はとりあえずポートフォリオから外しましょう。
初期資金が30万円なのに、最低資金で50万円ないと買えない株だと意味がありませんので資金が増えるまではポートフォリオをスッキリさせるためにも一度削除してしまいましょう。
初期資金の額にもよりますが10万円~30万円くらいの初期資金はら半分ちかくは削除してスッキリしたのではないかと思います。
そのように厳選しながら残った銘柄からさらに候補を10社くらいに絞り込んでいきます。絞り込む要素としてオススメなのは株主優待です。
株主優待を楽しむ
どの銘柄を買うかの判断材料として最初は特に株主優待を楽しむといいと思います。株式投資の初心者であればあるほど個人的には株主優待がある企業をオススメします。
その理由としては株価が下がっても保有に我慢ができることです。
一時的に株価が下がったとしても保有し続けることで株主優待のメリットを受ける事ができます。もう一つ配当金で選ぶというのもアリですが、初期資金が10万~30万だったとしたら配当金を半年に一度貰っても2000円とかそれくらいなのでピンと来ないというかありがたみをあまり感じないかもしれません。
それよりも贈り物やサービスや優待券をもらった方が株主であるという実感を得ることができます。初期資金が多くないならば、配当金で2000円をもらうよりも優待で2000~3000円のモノをもらった方が実感の差が大きいので一時的に株価が落ちていて含み損を抱えていたとしてもモチベーションに繋がります。
このようにしてポートフォリオに入れた銘柄の株主優待の内容をチェックしてみましょう。その中で興味のある企業が1~3社あればそれが最初に投資する候補としてはいいと思います。
買うタイミングを見計らう
最初は3社くらいしか値動きを見てられないと思います。
なので3社くらいに厳選してそれぞれの値動きをしばらく見続けます。株式口座を開いたらすぐにでも買いたくなる気持ちは分かりますが、限られた資金から投資を始める場合には最初の買うタイミングが大切です。
株価の値動きの過去1年くらいを見てみると上がったり下がったりしていると思います。上がり続けているという銘柄は多くありません。5年くらいの単位でみれば上がり続けている銘柄もあると思いますが1年くらいでみると、1年の中で上がったり下がったりしているでしょう。
一定のリズムで上がったり下がったりしている銘柄を見つけましょう。
買うタイミングはそのリズムの中で下がり切った時です。下がっているときに買うのは怖いかもしれませんが、hide流としては下がっているときこそ買うタイミングです。上がり始めてからではもう手遅れ(乗り遅れた)と判断します。相場が落ちているときに買うのがポイントです。
そのためにも値動きのリズムが一定の企業を選んでいきます。そうするとだいたい良く聞いた事のある有名企業になると思います。最初はそれでいいです。
これはあくまでもザックリした話ですが、最初はこうやって慣れていきます。まずは売買をしてみること。売買をするにも買うタイミングは間違えてはいけません。
それでも運悪く世界的な不況などが突然訪れてしまって株価がそこからさらに落ちてなかなか戻ってこないというようなことがないとも言えません。そういう時でもモチベーションをなんとか保ってくれるのが株主優待です。
最初が肝心なので慌てて買わずに吟味して買う銘柄とタイミングを図りましょう。
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