【福永祐一】(騎手の特徴と狙い)

騎手編
スポンサーリンク

(2019.6~2020.5までの成績)

 道中いかに馬に負担をかけず脚を溜めて直線で仕掛けに余裕をもって脚を伸ばす、馬なりに任せた騎乗スタイル。しかし最近は変化を見せつつもある。

 道中馬群の中で脚を溜めての騎乗になるため、すんなり先行できる馬Sタイプなどの瞬発力のある馬は向く

 コントレイルは能力としても高かったがS1タイプ。

 ただ馬群溜めでコースロスも嫌って内差しも多く、詰まる事も多いのは特徴の一つ。反応の良い加速を使える馬でこそ特に馬の個性を引き出す事ができる騎手。


 逆にジリ脚タイプの馬はあまり向かない。道中積極的に動く事の少ない騎手なので道中溜めてそこそこの脚を使って勝ち切れないレースも多い。

 スタートが悪く捲らなければならない馬などは位置取りも悪くして追い出しも我慢してしまうのでなかなか難しく結果的に仕掛け遅れや伸びてきても届かないというケースが目立つ。

 昔から言っているGCタイプとは水と油というように、せっかくスピードを上げて道中押し上げても一度息を入れてしまったり、追い出しが遅れて勝ち切れないことも多い。 特にG1でのシュヴァルグランなどは目立ったが、成績として極端に落ちるから消しとまではいかない。ただ頭などでは狙いづらい。

 2020年に関しては、変化の兆しが見えたのはフェブラリーS。

 普段逃げ争いにはなかなか加わらない騎手ですが、このときは珍しく何がなんでも逃げるくらいの気迫のある逃げ。

 芝ではまだそこまでの積極性はみられないもののダートでは逃げやしっかりと先行するレースも増えてきましたのは好感。

 広いコースが向く騎手です。芝のレースで真ん中から内目の枠で瞬発力(Sタイプ)や後半の伸び脚がしっかりした指数の高い先行馬が狙い目。

勉強回顧(重賞検討会)
hide指数競馬新聞PDF&チェックコメント

過去1年間(2019.6~2020.5)

馬タイプ別成績

コース別成績

調教師

馬主

脚質