2021年2月に書いた記事に内容を付け加えて最新で再筆しました。
中山開催の狙いポイントを整理
この競馬場の特徴は小回りコースであることと直線に急坂があることです。芝もダートもそれぞれのコースに特徴があるので特に狙いやすいコースに絞っていくことで勝率を上げていくことが可能です。分かりづらいコースや分かりづらい展開をできるだけ避けていくことが勝因の一つ。
中山ダート1200mは鉄板コース
圧倒的な狙いやすさがあるのが中山ダート1200mです。このコースは中山競馬場の中でも群を抜いているといってもいいくらいでしょう。
当日の馬場傾向はもちろん確認する必要がありますが前に有利な馬場状態であることを前提として上記の3つのポイントを押さえる事です。
単騎で逃げれるようであれば枠に関係なく圧倒的に有利になります。その上で好指数であればもちろん理想なので軸候補になってきますし、指数的に物足りないようであれば軸ではなく人気薄ならば紐穴として考えてあげるといいでしょう。
外枠に好指数の先行馬がいた場合は軸馬としての信頼度が高いのが特徴です。
とにかく前で運んでいける方が有利なので内側でゴチャゴチャと包まれてしまう心配があるよりは多少スタートでダッシュがつかなくても巻き返しやすい外目の枠の方が指数通りの力を発揮できます。
外枠の方が芝部分を長く走れるという話もありますがそれよりも動きやすさや巻き返しやすさの方が意味があります。
もちろんダッシュ力があるならば外枠よりも内枠の逃げ馬の方が圧倒的に有利ですがそういう馬でも一歩目で少し遅れたりすると逃げる事ができなくなってしまうので出来るだけ動きやすい枠の方が大きく取りこぼす確率が減るので軸には選びやすくなります。
すべてのダート1200mが狙いやすいわけではありません。
正確に言うと、狙いやすいレースと狙いづらいレースが仕分けしやすいのがこのコースの特徴です。
買いづらいパターン
①逃げ・先行馬が極端に多い
②同じような指数の馬が多い
③包まれそうな心配がある
このコースなら何でも狙えるというわけではなく、逆に買いづらいレースまでハッキリと分かる事が特徴です。よって狙えるかどうか白黒ハッキリしやすいので狙いづらい時に買ってしまうとトラップになってしまいますのでいかに狙いやすい条件が揃った馬がいるレースだけに絞り込むかというのがコツ。それでも100%当たるわけではないので逆に言えば当たりづらいレースを排除したことによって大幅に的中率を上げる事ができます。
このコースをしっかりと把握することが中山競馬場で安定して的中を重ねていくポイントでもあります。
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芝ならマイルの特徴を把握して狙う
中山1600mは特殊な形状をしているので特徴を把握すればもっとも展開がイメージしやすいコースとも言えます。展開がイメージできなかったとしても不利になるであろう馬というのが分かるだけでも勝率は上がります。
有名コースですがスタートしてすぐに急なカーブがあることと、最初のコーナーを回ったあとの中山外回りコースというのは上の図をご覧頂いても分かるようにひらがなの「つ」のような形をしていてずっとカーブを回っていき、最後でようやく直線に入ります。直線に入ったと思ったら急坂がまっています。また2コーナーを頂点としてそこから下り坂になっているので2コーナーから4コーナーを回るまではカーブを回りながら下り坂なのでスピードも落ちづらくなりますし、一度外を回してしまうとなかなか内側に寄せる事ができずに終始外を回すロスが響いてしまいます。
馬場状態が良いときには圧倒的に逃げ馬が優勢になってきます。かなり芝の状態に左右されることになるので芝傾向はしっかりと把握しなくてはなりません。また逃げ馬であっても出来るだけ内枠に越した事はありません。とはいえ外枠からでも抵抗されずにすぐに先手を取れるようであれば外枠の不利をカバーすることもできるので相手関係を見ながら展開を考える事がポイントになってきます。
とにかく終始外を回す馬は先行馬だろうが差し馬だろうが圧倒的に不利になります。特に芝状態が良好な場合は外を回す馬にとっては良い条件がなにもないのでよっぽど前崩れの展開になってくれるか、よっぽど能力の違いがないと苦しい結果になってしまいます。馬場の外側が伸びるような時期であればもちろん外に持ち出す差し馬の浮上はありますが、このコースが狙いやすい時期は開幕週など馬場状態が良好なときこそが狙い目です。
逃げ馬はもちろんですが、ロスの少ない内枠先行馬もじっくり脚を溜める事で直線の急坂まで体力温存して差し込んでいくことが出来るので有利です。特にそういう競馬を得意としているのは脚を溜めて追い出しを我慢しながら仕掛けるとすぐに反応できるような瞬発力を持っているSタイプの先行馬などが内枠にいると有効です。
コツを覚えると面白いのがダート1800m
ちょっと癖のあるコースですがその癖を味方にすると面白さが増すのがダート1800mです。
ギアチェンジタイプ(GCタイプ)が生まれたのはもう20年以上も昔のことですが、このコースでGCタイプが有効だったことから脚の使い方の特徴としてギアチェンジタイプという表現が生まれました。
それだけタフなコース形状をしていて最後まで長く脚を伸ばしていける馬でしかもいいトップスピードを使える事が条件になります。後方待機でもなく、自分から進出しながらでもバテないような脚を使える事が求められます。
GCタイプに限らずともそういう脚を使う事ができるJタイプの馬などでも代用は可能です。しかし、ダート1200mと比べると狙い方としては少し癖が強くなるのでコツを掴むことが出来るかどうかは大事です。よって簡単に狙えるコースとしては紹介はできませんがコツを掴んでしまえばむしろ簡単に狙えるコースにもなります。条件に合致する馬が出てきた時というのは比較的人気を被ってないことも多いですから配当妙味もありますので馬券的な面白さももっています。
これに関しては開催前日にいつも更新している「本日の寝言(レース解説)」でもヒントを書いている事が多いので少しでもコツを掴むために読み解いてもらえればと思います。
一つ言えるのは動きやすい枠の高指数のGCタイプがいれば一定の狙い目にはなってくるでしょう。まずはそういう該当馬がいたときに絞って狙ってみるといいのではないでしょうか。その上で少しずつコツを掴んでいければ理想です。
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