【競馬コラム】阪神ダート攻略で誰でも穴釣りだった週

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6/6阪神10R天野橋S

当日の馬場と指数を生かそう

 6/6の土曜日。この日から阪神開催がスタートとなりました。先週までの京都からどういった馬場の違いを見せるのか注目してました。京都開催では乾いたダートでパワーを要すことが多く馬力やパンチのない先行馬が最後で垂れる傾向が多く見られましたので乾いた馬場の阪神でどうなるだろう? というのが前夜から注目していた点。

朝から細かい入れ替わりの乾いたダート

 かなりパサパサに乾いたダートで開催が始まりました。1レースはダート1400mでしたが逃げ先行勢が後半で伸びきれず、後半までタフな持続脚を使える馬が先団から伸びて差し切るというレースになりました。

「およよ??これはまた京都パターンか?それ以上かも」

 というのが1レースを見ての第一印象。ちょっと二転三転の競馬は想定しておいた方が良さそう。そこで次の第2レースはダート1800mでしたのでそこで再確認。メンバーレベルとしては低かったのでここで大きく差しが決まっても単純にそれだけで差し馬場とは言えないまでもレースを見ていても少なくとも前で運べば簡単に押しきれるというような馬場ではなく、1レースで感じたように後半までパワーと持続脚を使えるタフなタイプが有効

3レースでは注目馬が出走もどうなる?

 阪神3レースでは普通の馬場状態なら⑫アメリカンニーニャと④ヴェーラの2頭が馬券圏内の可能性が高い展開と前夜時点では考えていたので後は当日の馬場がどういう感じか、素直な前残り馬場ならば当然狙い目だがここまでの1レースと2レースを見てきた感じからするとやはり少し前が垂れるので前夜想定していたよりも怪しさを感じました。

 hide指数の馬タイプを見てみるとアメリカンニーニャはJ2タイプ、一方ヴェーラはJ3タイプです。

 J3タイプの方がジリ脚で後半のパンチ力がJ2タイプよりも劣ります。先行勢が少ないので前で運べるヴェーラとしては展開的には向くのは間違いないですが標的となる立場からタフさを求められる馬場で我慢しきれるかどうかというのが馬場からも注目される部分。


 このように1レース目からダートでも馬場の特徴をしっかりと把握してレース毎にどういう傾向が出てくるかというのを考えながら予想していくのがスタイルです。なので、馬場や天候が分からない前日時点で過度に予想を詰めたり、極端なことをいえば買い目を決めたりすることはナンセンスだと考えています。というのも、前日に一度買い目を決めてしまうといざ馬場状態が想像していたものと違ったとしても一度決めたものを大幅に変更しづらくなります。特に時間をかけていればかけているほど、その時間が無になることを勿体ないという意識が生まれるので前日時点ではザックリと第一印象程度にまとめておくのがベター。その上で馬場を見てもっとも合致する馬を選出してあげた方が精度としては高くなります。

 ただし、お仕事や家庭の関係でなかなか馬場状態を見てからじっくり検討するということも出来ない人は少なくないと思います。どうしても事前に投票してしまわなくてはならないという方は前週や前日の馬場傾向を参考にある程度ヤマを張っていかざるを得ません。もし、昼くらいに投票できるんであれば朝の傾向を見てから組み立ててまとめて投票するなどの工夫ができると理想かもしれません。

 さてさて、そこで1レースと2レースの傾向から3レースでパンチ力不足のJ3タイプでもあるヴェーラがどれくらい我慢ができるのかというのが見どころになってきます。それが午後のレースの狙い方を左右してきます。

阪神3Rヴェーラの行方

 直線に入って先頭に立っている黒い帽子がヴェーラです。逃げて粘り込みを図ります。そこそこいいリードを保ちながら運べたのでこれなら勝ちきれないまでもある程度の粘りは見せれるんじゃないかと思わせる直線半ば。

 しかし、この馬はジリ脚しかないJ3タイプ。

 J2タイプのアメリカンニーニャが詰め寄ってきてここでアメリカンニーニャの勝ち負けというのが決した印象。逃げたヴェーラがどれくらい我慢できるかというのが馬場判断の注目点。

 徐々に後続が詰め寄ってくるがそれでも内側でヴェーラは最低限の我慢を見せているのが上の画像。ここで我慢が利かないのがこの週の阪神のダートです。

 ゴール前では2頭に交わされてヴェーラは4着。つまり、いくらパンチのない馬だとはいえこれくらいの展開なら2着くらいには通常は粘れるものですが、それが最後で入れ替わってしまうくらいの二転三転の馬場というのが1レースから見続けて確信に繋がります。

馬場を生かして阪神10R天野橋S

勉強回顧昼の更新にて

 勉強回顧では6月からキャンペーンを行っていますが、キャンペーンに関係なくいつも更新しているのが開催当日の昼の更新です。午前中の馬場傾向などを見ながら午後7R以降の全レース(障害を除く)を解説しています。

 そこでこの阪神10Rについて解説したのがこちら(原文まま)

 こんな感じで午前中の馬場を見ながら短い時間で昼までに午後の全レースを解説しています。

 急いで書くので誤字脱字や変換ミスなどが良くあるのは時間との戦いなのでご容赦頂いてます。

 この時点で朝の3レースまでの馬場傾向を取り入れて解説しているのが分かると思いますがこの馬場傾向からするとやはり後半は入れ替わりがありそうなので、紐として面白そうなのが上にも記載してあるようにワンダーアマービレ、ジュランビル、タガノプレトリア、スマートアルタイルなど。これはhide指数競馬新聞を見てパッと目に着くところをピックアップ。

 それでも前で運べそうなメイショウテンスイを軸候補としてはピックアップしています。ただし、期待値のところで[複軸]と記載していることから単勝や馬連などで軸には向いてないということが分かります。1人気で単勝が売れてますけど「危険だよー」ってことです。理想をいえは複軸、つまり3連複軸や3連単ならばマルチの軸が適しているということ。そして相手としても二転三転が考えられるので先述したような後半に脚を持っているタフなタイプの割り込みに注意。こういう見解になります。

天野橋S(hide指数競馬新聞)

 人気としてはこんな感じでメイショウテンスイが1人気。ただ、差し馬勢はそれほど人気になってるわけでもなく、内側から見てみるとスマートアルタイルが7人気、ワンダーアマービレが5人気、ジュランビルは3人気だが、タガノプレトリアは8人気。

 人気のメイショウテンスイが馬券圏内に頑張ってくれたとしてこの辺りの中から人気薄が絡んでくれれば1人気が絡んだなりにもそこそこの配当は期待できそうなのが想像されます。

 そこでhide指数競馬新聞を見てもらうと、

 3連複の1頭軸流しにするにはちょっとオッズ的にそこまで跳ねなかったのでここは3連複のフォーメーションで考えた方が良さそうだと判断。あくまでもより回収を上げるための手段ですが、そうすることによって外れるリスクは高くなります。

 最終的にフォーメーションの相手として選んだのがある程度後ろ過ぎない位置で運べて後半まで脚を伸ばせそうな昇級馬のエイシンポジション。前走指数はやや低めの青色指数ですがこれは下のクラスで出した指数なので、いつも解説しているように昇級馬は指数が低く出ます。理由としては当然ですが下のクラスなので相手関係が(この昇級後のクラスよりも)薄いことが原因。ただし、昇級することで相手に引っ張られて強さを出してくるのでもう少し指数的には上がってくるだろうということが想像されます。

 ロスの少ない内側の枠から先団で前を見据えて馬タイプを見てもらうと持続力のある馬の中でも伸び脚がよいとさえっるJ1タイプを持っているのでJ3タイプとかのジリ脚とは違います。差し馬に有利な馬場ではありますが、後ろ過ぎない位置から最後まで脚を伸ばせればそれにこしたことはないのでこの馬が候補。

 そしてもう一頭はタガノプレトリアを選びました。差し脚のいい馬はワンダーアマービレなどもいますが、タガノプレトリアを選択したのは動きやすい枠に入っているということ。この枠からならば包まれる心配がSくないですし、ノビノビ走れるので詰まって力を出し切れないという可能性が少しでも少なくなります。前走は休み明けだったので不発に終わっていて指数的にも伸び悩みましたが2走前の指数を見てもらうと黄色指数を出しています。しかもよく見てみると、本来ならば指数が低く出やすい下のクラスで黄色指数を出しているのでこれは一度使われた上積みがプラスに出たら面白そう。左側の印欄を見てみると印もついています。つまり、このメンバーの中にはいっても後半の伸び脚では上位を使える馬ということが分かります。

 余談ですが安田記念でダノン勢を大きく割り引いた理由がいくつかありますがその一つとしてダノン勢には印がなかったことです。

 それはさておき、ここでは包まれず動きやすさという部分を評価して3連複のフォーメーションを選択。ここで相手を2頭にしてしまったので3連単マルチは選べませんでした。仮にここでタガノプレトリアだけという選択ができれば2頭軸マルチの3連単という選択もできましたが相手を2頭気になってしまったのでそうなると点数的に多くなりすぎてしまうので点数のバランスがよい3連複を選択するという運びとなりました。

そんなに高配当が並ぶわけではありませんが13点買いなので39倍以上ついてくれれば回収率300%は越えるので複勝を買うよりは十分な配当と考えました。

もちろんもっと高配当が並んでいれば理想的ですが、そもそも二転三転する馬場なのでこの中でも高配当の組み合わせになってくれることを期待。

レースはどうなったのか?

 最後の最後でゴチャゴチャになってこのゴール前の時点でまだ先頭にいたメイショウテンスイが最後で差されて3着。動きやすい枠を期待していたタガノプレトリアが道中で内に入れていた時には少し焦りましたがうまく進路を取って伸びてきての2着。

 仮にタガノプレトリアが完全なる不発になっていたとしてもエイシンポジションが伸びてきていたので結果オーライ。ただ、勢い的にメイショウテンスイまでもが差されて4着になる心配があったのでゴール前は焦りました。

 当日の馬場の傾向を出来るだけ取り込んで、それぞれの馬の脚の特徴や能力を馬タイプや指数で把握してあげると差し決着になりやすかった先週の阪神ダートですから穴狙いが面白かったのが特徴です。

 ポイントとしては土曜の朝の時点でそういう傾向を掴んでいるということになります。早く傾向を掴めば土日ともにそこに集中していくことができます。Twitterからの報告を見ていてもベテランの勉強回顧会員の方は土日でガツガツ阪神ダートを狙っていった人も多かったようです。勉強回顧はそういう使い方もできるので予想力アップにご活用下さい。

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hide指数 印・マーク解説

 こちらではhide指数競馬新聞内の印・マークの分かりやすい解説をまとめました。最近Twitterでも会員の多くが賑やかになっている印の意味など解説で分からない事があればこちらを参考にしてください。マークの意味も結構シンプルなので意味を理解してしまえば使いこなしやすいです。


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