追い切り評価【菊花賞2020】調教評価上昇度を見せている馬をチェック（1週前追い切り＆最終追い切り）

調教

2020.10.192020.10.22

菊花賞　1週前追い切り（調教評価）

菊花賞の1週前追い切りと最終追い切りをワンセットでお届けします。最終追い切りは映像が届き次第更新予定なので木曜日（10/22）から金曜日（10/23）が更新の目安となります。

コントレイルの三冠がかかったレース。デアリングタクトに続けるか楽しみです。激しいレースが期待されます。

菊花賞登録馬

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馬名の横に表示されているJ2、GC、S1などは馬タイプです。それぞれ馬の特徴をこのようなマークで表記しています。

馬にも個性があり、じっくり脚を溜める事でいい瞬発力を使う馬もいれば脚を溜めてもジリジリしか伸びていかない馬もいます。

脚を溜めたのに伸びなかった馬というのを見た事はないでしょうか？体調も悪いわけでもないのに伸びきれないのは個性です。そういった個性を知る事で展開に向く馬や向かない馬の取捨選択に使う事もできます。

詳しくはこちらから馬タイプについてご確認下さい。

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アイアンバローズ

Ｃアイアンバローズ
栗東坂路、併せ、ハミをかけながら気持ちを抜かせないような調教でジワジワと脚を伸ばし続けてそれなりに負荷をかける。大きな上積みまでは期待できないが減点はない。最終追い切りでもう少しスピード感が出てくると理想。

アリストテレス

Ｂアリストテレス
栗東ＣＷ、先行する馬を追いかけて内から併入。楽な手応えのまま軽いフットワークとスピードを見せていて動きよい。併入してからはやや抑え気味で強く負荷は掛けずも長めからしっかりと調整。非常に良い動きを見せた。

アンティシペイト

Ｂアンティシペイト
美浦南Ｗ　3頭併せの外から先行するような感じで集中力とスピードを落とさないように強めでもないが気合も保ちながらのいい調教内容。長距離路線の1週前追い切りとしては合格点以上。

真剣な方ばかりだから、カップル率が高い！！

ヴァルコス

Ｂヴァルコス
栗東ＣＷ、3頭併せの真ん中から先行する馬を楽に追いかけながら後半は強めに負荷をかける。元々仕掛けてから反応のいい馬でないのでスッと反応することはなかったが長く脚も伸ばせており馬体の張りもよい。最終追い切りでもう少しスピードが見れるとより良い仕上がりを期待できそう。過程としては良好でとにかく馬体の張りが目立つ。

ヴェルトライゼンデ

Ａヴェルトライゼンデ
栗東ＣＷ、併せ、先行する馬を内側から楽な手応えで追走。軽く流しながらもスピードを見せて後半では少し気合を入れると併走馬を楽に交わしていく。前走でかなり脚を使ったので反動の心配があったが1週前でこの動きができていれば大きな反動はなさそう。長めにしっかり負荷もかかっているので最終は軽めでフットワークが良ければ十分。

エンデュミオン

Ｂ＋エンデュミオン
栗東ＣＷ、併走、外側から内で先行する馬を楽な手応えで追走して後半仕掛けるとスピードをしっかりと上げて負荷をかける。後半一杯に追って反応よくスピードアップを見せて状態良い。1週前でこれだけ負荷をかければ最終追い切りは軽めで十分。最終も大きく負荷をかけすぎるようだと逆に心配。コンスタントに使われ続けながらこれだけ負荷をかけれるというのは疲れがない証拠。小柄な馬だがとてもタフ。

ガロアクリーク

Ｃ＋ガロアクリーク
美浦南Ｗ、内側で3頭併走している馬群を外から一気に交わしていくスピード感のある調教。少し首の使い方が窮屈で上体が浮いてしまっている。調教内容とレースがリンクしやすい馬なので最終追い切りではクビの使い方に注目。もう一追い欲しいと感じさせる1週前追い切り。まだ上積みがあるという評価でＣ＋としておきます。

キメラヴェリテ

Ｃキメラヴェリテ
坂路単走、軽め、10月に使われたばかりなので息を整える程度の軽めの調整。評価をできるほどの動きはしておらず最終追い切りでどういう動きを見せるか。

コントレイル

Ａコントレイル
栗東ＣＷ、前にタイセイモンストルをを先行させて内側から楽な手応えのまま追いかけると軽く流しただけでスピードアップして抜け出す。強く追う必要もなく長めから息を整える程度ながらも大きなフットワーク。最終追い切りも強く追う必要もないフットワークの軽さなので疲れを残さないような調整かつスピード感に期待。

サトノゴールド

Ｃサトノゴールド
栗東ＣＷ、併せ、後半仕掛けるも頭がまだ高く前進を使って走れてなくややこぢんまりした動き。

サトノフラッグ

Ｂサトノフラッグ
美浦南Ｗ、3頭併せ（外アンティシペイト、中ダノングロワール）の内側から併走して軽く流す程度。クビ使いもいいし無理にスピードを出す事はせずに調整程度としても上々。最終追い切りでどれくらい負荷をかけてくるのか注目が必要。輸送もあるのでそんなに強く負荷をかける必要もなさそう。

ターキッシュパレス

Ｂ＋ターキッシュパレス
栗東ＣＷ、3頭併せの外を長めから強めに追って最後まで負荷をかけ続け調整。1週前追い切りとしては十分に負荷をかける事ができていて全身で走る事が出来ておりスピード乗りもよい。最終追い切りは少し軽めくらいでスピードが上がってくればなおよい。心肺機能アップにはよい調整で長く脚を使う。

タイセイモンストル

Ｃタイセイモンストル
栗東ＣＷ、併せ、先行しながらコントレイルに軽く抜かされてしまう。後半は一杯に追うが着いていけず調教から格の違いを見せられた。

ダノングロワール

Ｂダノングロワール
美浦南Ｗ、3頭併せの中央でサトノフラッグとアンティシペイトに挟まれながらの調教も見劣る事なくしっかりと最後までスピードを上げていく調整が出来た。好状態をキープできていてマイナスに感じる部分はない。

ディープボンド

Ａディープボンド
栗東ＣＷ、直線だけの映像だったが強めに負荷をかけながらも大きなフットワークを見せていて一歩が大きく長距離がマッチしそうな動きを見せていて調教内容からは一度見直した方が良いと思うような1週前追い切り。前半部分の映像がないので最終追い切りの映像で動きを再確認したいが今回は高く評価。

バビット

Ｂ＋バビット
栗東ＣＷ、併せ、先行させた馬を内から追いかける。併走馬の方を頭が向いてしまっている感じで抜け出してから単走になった後は集中して真っ直ぐ頭を使えている。逃げの調教というよりは長めから後半まで脚をしっかり使えるように意識した調教で仕掛けてからも脚を伸ばせているのは評価。

ヒートオンビート

Ｂヒートオンビート
栗東坂路、併せ、後半に気合を入れると反応の良さを見せた。レースでも仕掛けてから反応の良い馬で調教でも同じく後半のスピードの良さを見せた。状態はキープ。

ビターエンダー

Ｂビターエンダー
美浦南Ｗ、併せ、前半は軽く流しながら後半で気合を入れるとスッと反応。仕掛けてからの反応を確かめるような調整で馬もそれに応えるだけのスピードを見せた。重たさも感じずフットワークも大きいので1週前追い切りとしては上々。輸送も含めて最終追い切りは軽めでも仕上がるくらい。

ブラックホール

Ｃブラックホール
美浦南Ｗ、併せ。先行しながら追いかけられる立場も仕掛けてからスッと反応する脚はないが最後まで長く脚を伸ばして後半は十分に負荷は掛かっている。フットワークは悪くないが少しスピード感としては物足りない。元々反応のいいタイプではないだけに最終追い切りでもう少しスピード感が上がってくると理想。

マンオブスピリット

Ｃ＋マンオブスピリット
栗東ＣＷ、3頭併せの真ん中、長めから併走して後半だけ強めに気合を入れたが加速の速い馬ではないだけにすぐに反応はしていかず。レースでもこういうタイプなので悲観はいらない。馬体も悪くないしフットワークも悪くないので1週間前追い切りとしては十分にいい形で負荷をかける事ができている。最終追い切りでもう少し軽さが出ると理想。