グランアレグリアのすべて(特徴・適性・強さ)1200mへの対応力はあるのか

競馬コラム
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グランアレグリアの特徴

新馬戦からの全チェックコメント紹介

hide指数&チェックコメントからこの馬の新馬戦から安田記念までの全チェックコメントを紹介します。

新馬戦

+6.3道中外回すロス、ここでは積んでるエンジンが違った。ほぼ持ったままで追い出しにも余裕を持って長く脚を使う。気合を入れてからスッと反応する脚ではなかったがどこまでも伸びるような持続力。能力だけで走っているのでもう少し反応が良くなるかがポイント。距離に融通はありそうな馬だが短距離はやや心配。J1にしておくがGCやSタイプへの変化もまだまだありそう。

サウジアラビアロイヤルカップ

+10.6出遅れ、外捲りで早くから進出するとそのまま余裕を持って突き放す一方の一枚も二枚も上の競馬。能力が違いすぎる。

朝日杯FS

12.16前半で少し掛かったのはあるが直線入口で少し寄られた事もあってか追い出してから反応しない。ややモロさが出た。鞍上も追い出しに余裕をもっていただけに案外な反応。能力の高い馬なので立て直し期待。

桜花賞

4/7休み明けも問題なく外から早めに動いてねじ伏せる運びで後続を突き放す一枚上の競馬。積んでるエンジンが違う。前走みたいに外からプレッシャーを受けなかったこともよかった。ノビノビ走れれば一枚上。距離延長は向く走り方だが気性面で押さえが利くかは疑問。それでも同世代の牝馬同士ならば距離の問題ではない。

NHKマイルC

5/5スタートもわざと遅らせたような運びでも前半は少し掛かった。前に馬を置くことを意識しすぎたことで直線では進路が取れずラフプレイにも発展。脚を余していたことで後半も伸びたが好位から先に抜け出すこの馬のパターンに持ち込めなかった。気性に難はあるが消化不良。

阪神C

12/21長期休養明け、スタートイマイチも中団内待機で脚を溜める運び。直線馬群を縫うように脚を伸ばして突き抜けての圧勝。ここでは力の違いを見せ付けて他馬を子供扱いの圧倒的な競馬。

高松宮記念

3.29休み明け大幅馬体増、スタートイマイチ、馬群の中を押し上げて直線馬場の真ん中に出すと一歩ずつ脚を伸ばして詰め寄る、距離短縮で位置取りは下げたが伸び脚は強烈。

安田記念

6.7休み明け、中団馬群待機の運びから4角外回しで押し上げて直線余裕を持った仕掛けから脚を伸ばして抜け出す。

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1200mへの適正は?

 今回はスプリンターズSに出走予定という事で安田記念を快勝したグランアレグリアですが1200mでの適性が気になるところだと思います。これまで1200mは高松宮記念を経験していますが後方から差し込んで降着馬がありながらの繰り上がり2着という結果です。

加速力とトップスピードの速さが特徴

 この馬はトップスピードの速い切れ味を使うことが出来るのが最大の特徴なので強引に追いかけて持続脚を使うタイプではなくしっかりと脚が溜まることで瞬間的な加速力とトップスピードを生かす競馬が向いています。それゆえに前半で無理なく流れに乗っていけるマイルくらいの方がどちらかというとパフォーマンスを発揮しやすい走り方をしているのが特徴的です。

 ただし、1200mであってもこの馬のトップスピードは十分に通用するものですが、課題となるのは前半の位置取りになるでしょう。どうしても短距離路線で楽に流れに乗っていけるほどの前半の追走スピードを持っているわけではないので限りなく位置取りを悪くする恐れが想像されます。よって内枠に入ったときにはどうしても自分から動いていくことが出来ずに位置取りをさらに悪くしてしまう可能性が出てくるのは大きなリスクです。

 中団やや後方の内側で溜めながら運よく馬群の中に進路が取れてブレーキの掛からない仕掛けができるようであれば馬群を縫って差し込んでも切れのある脚を発揮することが出来ると思いますが内枠になればなるほど展開の助けや進路運が必要となってきます。

動きやすい枠がリスクは少ない

 多少ロスがあったとしても少し外目の枠で包まれない立ち回りができた方がこの馬としてはノビノビと仕掛けていくことが出来るのでトップスピードには上げやすくなってきますので極端な大外枠が好ましいとは言えませんが包まれずに動きやすい枠の方が内枠で包まれてしまうリスクに比べるとレースはしやすくなると考えられます。

 高松宮記念では外に出してしっかりと伸び脚を見せてきましたがスタートもいまいちだったことはありますが位置取りとしては悪くなってしまいました。

 今年のスプリンターズSも前半に速い馬が多く出走してくる事が見込まれるので展開的な後押しというのは十分に想像されます。ただし、その脚を引き出すにはやはり前が壁になったり包まれたりしてしまうというリスクを出来るだけ軽減できた方が狙いやすさは出てきます。動きやすい枠で結果的に想像よりも位置取りよく運べればオッケーというような考え方をした方がこの馬は狙いやすくなるでしょう。内枠に入ったときが最大の悩みどころになることは違いありません。

ただし…

中山芝1200mの特徴を生かせば内枠でも…

 スプリンターズSが行われる中山芝1200mの特徴は把握されているでしょうか?ちょっと曖昧だな、という方は少しだけ時間を取って復習しておくとよいでしょう。(中山芝1200mの特徴解説

 この形状を見てもらっても分かるようにスタートしてからまず下り坂になっています。また最後の直線に入ってくるまで終始緩やかなカーブとなっているのが分かると思います。スタートしてから下り坂でスピードに乗りやすいですからまずハイペースとなりやすい形状です。それに対して4コーナーだけ急激にカーブがきつくなっています。つまり、スピードに乗ったまま4コーナーを回る事になります。

つまり、どうなりますか?

 そうです、スピードに乗ったまま厳しいカーブを回ろうとすると外に膨れやすくなります。内側をラチに頼って走っている馬はまだそこまで外に膨れる事はありませんが、先団の外から押し上げてスピードアップしていこうとしている馬は4コーナーで外に振られやすくなってしまいます。

その結果、

 意外と中団の内側でじっと脚を溜めていた馬にとっては4コーナーで他の先行馬が外に膨れる事で進路を見つけるチャンスは生まれてきます。

 グランアレグリアが内枠に入った場合にはこの4コーナーで外に振られる馬が多くなるかどうかという展開を考えてあげると包まれていたとしても進路が取れるケースも想定されます。一方でこういう展開になったときに外を回していると大きく外に振られてしまうようなこともあるので展開的に読み違えをしないことが重要です。

 十分に1200mで通用するだけのスピードを持ち合わせていますが、力を出し切るにはペースや馬場、そして枠順の後押しというのも重要になってくる事が考えられます。あっという間の1200mですから少しの不利が力を発揮出来ない事に繋がってしまいます。出来るだけ負担の少ない展開条件になる事がスプリンターズSでの活躍にも繋がるでしょう。

 以下に安田記念前までのグランアレグリアのすべてと称した解説動画を用意しておりますのでこの馬のこれまでの走りっぷりをご確認下さい。

 なお、スプリンターズSの展開検討は勉強回顧の重賞検討会で行いますので興味のある方はご参加ください。


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