【競馬予想方法】上達へ3つの土台作り(初級編)<予想が上手くなる基礎>

初級編
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競馬予想方法の基礎を作る

 初級編の記事を作成したのが2010年とかなり前になったので少し手直しを加えつつ、この10年で進化した部分も上乗せして解説していきます。

 これまでに公開していた初級編の記事は全部で(1)~(12)となってます。
>>初級編過去記事はこちらからご覧頂けます
 前回までは12個に分割されていたので出来るだけ一括で読めるように書きあげていきます。長文にはなりますが最後までお付き合いください。

誰でも予想は上達する

 個人差はあれ競馬予想は誰でも上達していきます。初心者にはビギナーズラックという言葉がありますが知識がないからこそ出来た狙いなどがそこに繋がっていき、知識が付いてくるとそれによって一時的に予想が当たらなくなることを経験した方も少なくないでしょう。理由としては色々な知識を多く詰め込もうとして広く浅い情報が入り込むことによって芯のない予想に繋がってしまうからです。誰もが一度はその壁を経験します。

 大切なのは広く浅くではなく、一度深くまで追求してみることにあります。

予想法は世の中に色々あります

 競馬予想は十人十色です。色々な予想法があります。血統、ラップ、騎手、調教、指数、パドック、などなど挙げたらキリがありません。どれが正解でどれが不正解ということはありません。なぜなら、それぞれ得意としている分野が違うからです。予想の切り口が違うだけなので正解・不正解はありませんから自分にあった予想法を追求することです。

 予想方法が違えば勝負レースが変わるのが自然。

 それぞれの予想法によって当てやすいレースもあればそうじゃないレースもあります。あるレースは血統で当てやすかったとしても、ラップ予想では当てづらかったりもします。自分の追求した予想法に向くレースを選択してあげることがコンスタントな的中への近道です。

 どんな予想法にでも活用できる基礎(土台)をここではお話していきます。個人的には血統予想からサイン予想まで何一つ否定はしません。どんな予想法にも良さはあるでしょう。

飽きっぽい性格はNG

 色々な予想方法を少しだけかじってはすぐにやめてしまう、ちょっと上手く行かなかったからといって見切りが早い、こういう人は次から次へと色々な予想方法に手を出して結局定まらないまま時間ばかりが過ぎてしまいます。

 ちょっとかじってすぐに結果が出るほど競馬予想は簡単ではありません。これまで多くの上手い人を見てきましたが、結果を出している人はどんな予想法であれ努力をしています。簡単に当ててそうに見える人ほどこれまでに人一倍努力をしています。それを見様見真似の数週間で同じ結果を求めるのはナンセンスです。

 しっかりと教わるチャンスがあるならば徹底して追及してみることがどんな予想法でも必要なので、すぐに見切りを付けたり飽きっぽい性格では意識的改善が必要です。ただ、競馬が好きであればそこに費やす努力は苦痛ではないでしょう。むしろ、上達の楽しみの方が大きくなると想像します。

競馬には2つの技術が必要

  競馬には2つの技術を必要とします。

①予想の技術

②投資の技術

 当てるための技術と当てたときに儲けるための技術です。予想が上達してもすべてのレースを当てる事は不可能です。

 当たるレースもあれば外れるレースも必ずあります。予想が上達することで当たるレース数が増えていくことは想像の通りです。その上で次には儲けるための投資技術も必要となります。今回の初級編では当てる技術についての土台作りを解説していきますので投資技術については過去にも多数の記事を公開しておりますからそちらを参照下さい。また、今後も最新のものをお届けしていきますし、勉強回顧(競馬講座)では常に新しい視点での予想技術や投資技術について解説しています。

予想の主軸を作り、引き出しを増やす

 先述した通り予想方法は色々ありますので、その中で主軸となるものを選びます。その上で引き出し増やしていくことで色々なレースパターンにも対応していくことが可能です。しかし、そこまで進むにはまず主軸となる予想スタイルが確固たるものにならなくてはなりません。


 個人的な予想スタイルは展開と指数(馬の能力・特徴)です。


 これが主軸になっています。そこにレースの質やメンバーによって調教であったり、騎手であったり、その時々で他の予想スタイルを引き出しとして使っています。ブレない部分は展開と指数(能力)ありきだというところでしょう。

 ここでは自分のスタイルでの土台作りについて解説していきますが、既に他の予想スタイルを土台にしていきたいと思っている人は”展開”を引き出しの一つとして使ってもらえればいいので読み進めてもらって損することはありません。

 血統予想であっても展開の考え方はプラスアルファの予想材料として組み合わせる事ができることでしょう。予想とは色んな予想方法の組み合わせでいいので自分の予想スタイルを作る中で自由にカスタマイズしてあげればいいですし、それが楽しみの1つです。

なぜ展開を考えるのか

 馬は生き物ですし、展開も生き物です。

 強い馬であっても常に勝ち続けるのが難しいのが競馬です。だからこそ大穴になる事もあります。強い馬が勝ちきれない要素の1つとして展開があります。それ以外にも強い馬が勝てない要素というのは複数あります。もちろん、それを血統によって察する人もいるでしょうし、ラップによって察する人もいるでしょう、パドックで分かる人もいると思います。それと同じで展開によって強い馬でも力を発揮出来ないケースというのが多々ありますし、逆にいえば強い馬が力を発揮しやすい展開もあるので積極的な狙いとなるのはそういう時であることは想像できると思います。

 馬の個性に合わせて、その個性を引き出せる条件や展開を考えてあげることで信頼度が高くなってきます。強い馬が強い競馬をできる環境を考えてあげる1つが展開なので展開+能力を主軸に置いています。

展開予想3つのポイント

1.コースの熟知
2.馬場判断
3.各馬の分析(能力や位置取り)

 展開を考える上で必要な要素は3つあります。大前提となるのが展開に向く強い馬がいるかどうかです。それが見つかれば馬券が当たる確率は一気にあがります。それを見つけるために上記3つのポイントを展開予想の土台としていますのでそれぞれについて解説していきます。

コースの熟知

 当サイトは1999年に競馬場のコース解説を中心として開設されたホームページです。コースを知る事で展開を考える事に繋がるのでその大切さを知ってもらうためと、情報共有をするために立ち上げたサイトです。すべては当時のファンの方からの要望によって作り上げられたサイトであり、いまも要望に応える形でサイト運営が続いております。

 根本にあるのがコースを知る事であり、それが大事だということです。

 コースにはそれぞれ特徴があります。同じ1200mでも競馬場によって展開に与える影響はまったく違ってきますので、それぞれのコースをしっかりと理解してあげる事が展開を考える上で大事です。それによって狙える馬は大きく変わってきます。

スタート位置が与える影響

 それぞれのコースに関する詳しい情報は当サイトのコースデータでご確認いただきたいと思います。一部のコースに関してはYouTubeで動画解説もしているので活用して下さい。特に動画で解説を聞くことによってコースが展開に与える影響の大きさというのを感じ取ってもらえることでしょう。

 コースではスタート位置が展開に与える影響が大きいです。よって予想する前にパッと頭にスタート位置やコースの特徴が思い浮かぶくらいになると時間短縮もできて理想です。しかし、すぐにすべてのコースを熟知するのは困難なので毎開催1つずつ覚えておくと数年後にはほとんどのコースのスタート位置や特徴を把握していることでしょう。それまではサイト内にもあるコースデータを確認しながら予想を進めていきましょう。

コーナーまでの距離

 スタートで肝心なのは最初のコーナーまでの距離です。詳しく何mと覚える必要はありません。だいたいどれくらい短いのか、どれくらい長いのか、それだけ覚えておけば十分です。
 競馬場全体のコース図を頭にいれて、次にスタート位置をそれぞれ把握してしまえば自然と短いか長いかくらいは想像できますのでそこを目標にしていきましょう。
 スタートしてから最初のコーナーまでの距離が短ければより展開に与える影響が大きく、外を大きく回すロスとなる馬や内側で窮屈になって包まれてしまう馬などが出てきます。当然それによって能力的に強い馬であっても力を発揮出来ない条件となってしまうこともあるので、それを考えるのも展開予想の1つです。

スタート位置の坂の有無

 案外重要視されづらい部分ですがスタート位置の坂というのは予想には重要です。スタートして下り坂が続くようであれば自然とペースアップしやすいのは想像できることでしょう。逆に上り坂でのスタートになればスタートしてから助走がつけづらいのでペースがなかなか上がらなくなります。もっといえばスタート位置が上り坂の場合にはスタートで馬が躓いてしまうケースもあります。

特殊コースの特徴

 傾向が偏っているコースであったり、変則的な形をしているようなコースを指します。こういう特殊コースは場合によってはお宝コースになるので注目しておくとよいでしょう。

 お宝コースとは、そのコースで行われるすべてのレースがお宝になるわけではなく、そのコースの特徴をしっかりと生かせる条件がそろった馬が出てきたレースでお宝になります。

 逆にいえば条件がそろった馬がいなければ大きな紛れまで考えられます。よって、白黒ハッキリしやすいコースでもあるので好条件のときだけ狙ってあげればお宝になります。

 これも知っているかどうかで全く成績としても変わってくるでしょう。常に同じように狙っていたのでは白の時は当てていて、黒の時に外してしまいかねません。であれば、白の時だけ買い続けていれば限りなく連戦連勝に近い成績を収める事ができるのは言うまでもありません。つまり、外れそうなレースを買わないだけで大きなロスカットになります。

馬場判断

 馬場と言われるとまず最初に思い浮かべるのがJRAが発表している「良・稍重・重・不良」という表示だと思います。最近では含水量の発表もされるようになりました。しかし、これらの発表自体にはあまり大きな意味がありませんのでこの発表を鵜吞みにすることは好ましくありません。

前が残るのか、差しが決まるのかが大事

 どういう発表がされているかではなく、実際に現場ではどういう結果になっているのかということが馬券に直結する要素です。それが展開に与える影響が大きくなります。
 前が残る馬場状態であれば、展開的にも前で運べる馬が有利なコースであったりペースであったり、強い先行馬がいるレースを選んだ方が馬券が当たりやすくなるのは想像する通りです。前に有利な馬場状態であえて追い込み馬を狙っても馬券が当たる確率を低くしているだけです。同じように差しに有利な馬場なのに前で運ぶ馬を軸に選んでいたのではリスクばかりが増してしまいます。そのためにもその時の馬場の傾向を把握することは展開を考える事に直結してくる要素です。

ダートの傾向と考え方

 ダート、つまり砂のコースですが雨が降って馬場が湿ると傾向が段階的に変化します。ちょっと湿った程度であれば脚抜きの良い馬場になりますし、パサパサに乾いていれば力のいる馬場になります。さらには大雨や大雪のあとには水が浮くほどの馬場になるケースもあります。

 ここで大事なのがJRAの発表では分からない事がたくさんあります。

不良馬場による違い

 不良馬場という発表がされていたとしても、かなり水溜まりができていて泥が飛び散るくらいの力のいる状態のこともあれば、表面の水溜まりは引いてサクサクとした脚抜きの良い状態なこともあります。

 良馬場でもパサパサに乾ききった状態のこともあれば、少し表面に前日の雨が残っているようなやや脚抜きの良さを感じさせる状態のこともあります。単純に4段階で表記するには馬場傾向というのは複雑すぎるので出来るだけ実際のレースと馬場を見ながらどういう傾向があるか探ってあげる事が必要です。

ダートの馬場変化(イメージ)

 ダートの馬場変化をイメージしやすいように昔から例として取り上げるのが海辺の波打ち際です。

 自分でそこを走る事を想像してみてください。

・パサパサに乾いた砂浜(良馬場)
 砂に深さもあって脚に絡んできてとても力が必要で走りづらい事がイメージされるでしょう。誰かを追いかけるにしても砂が絡んできてなかなかスピードをあげていくことが出来ません。トラックコースで足が速い人よりはパワーのあるタイプの人の方が生き生きと走れる事がイメージできると思います。


・波打ち際(稍重~重馬場)
 少し波が来て見た目も黒ずんで締まった箇所を思い浮かべてください。波は引いた状態で水はほぼ来ないようなところです。しっかりと固くなっていて砂が締まっているのでそこを走るとなるとスピードが出やすいことが想像されると思います。そういう場所を走るならばパワーのある人よりはトラックコースでスピードを生かせるような人の方が生き生きと走れる事がイメージできると思います。これを脚抜きの良い馬場と表現しています。

・水の中(不良馬場)
 海辺で足首くらいまで海に浸かってしまうようなところを走ることを想像してください。これもまたかなりパワーが必要で走りづらいです。前の人を追いかけるにしても前の人が蹴り上げた水や土が顔にかかったりして嫌な気持ちにもなるでしょう。
 パワーのある人の方が力は発揮しやすいと思いますが特殊なので適性が高い人が有利になると考えられます。

 このようにダートの水分量による変化を実際に自分でイメージしやすいように頭の中で変換してみてください。展開によって前で運んでいた方がいいのか、それともスピードがあれば通用するのかなど少しは実感がわいてくるのではないでしょうか。つまり、馬場状態とは実際にレースを見ることでどんな状態でどういうタイプに向いていそうかを考えてあげる要素の一つとなってきます。

芝の傾向と考え方

 芝では横の動きに注意が必要です。

 開催が進んで使われるにつれて馬場状態は内側の方から傷みが進行します。それによって通す箇所によって伸びる馬と伸びない馬が出てきます。ダートでは前が有利か後ろが有利かといった縦の動きに注目しましたが、芝では内なのか、外なのかという横の動きに注目しましょう。

 それでも昔に比べると芝の状態がかなり良くなっていて、急激な悪化が近年は減ってきました。芝の育成技術や管理技術の向上で競馬場の造園課の方々の血と涙の結晶であり成果でもあると思います。近年ではエアレーションやシャタリングなども行われるようになったことでクッション性も増しました。

 オーバーシードの技術なども上がり秋や冬でも青々とした芝で開催されているのも技術と努力のたまものだと感じます。

 それでも開催が進むにつれて踏み荒らせらた箇所が伸びづらくはなっていくので、その細かい変化を見逃さない事が芝の馬場傾向を展開と合せて考えていくポイントです。外伸びの芝状態であればやはり、外に持ち出していける差し馬などの浮上が目立つようにもなってきます。そういう時に前残りを狙っても最後で通した馬場が影響して差されてしまいかねません。そういう馬場状態ならばより差し馬に有利な展開のレースを選択することが勝因に繋がります。

騎手の芝選びも上達

 騎手も芝の良い処を選ぶ意識が高まりました。ローカルコースを筆頭に馬場が傷んで来たら悪いところを避けて走る騎手も出てきます。それが見られるようになると一時的に騎手たちの中でもそういうブームが起きてどの騎手も内を避けるようになってくるので、そうなってきたら展開を考えるときにはそれを踏まえて考えてあげなくてはなりません。
 馬場の変化だけではなく、騎手のブームにも気を付けてあげるのが展開予想で必要な要素です。

最内1頭分だけ悪化しない事も

 芝の悪化が進んでも直線では最内の1頭分だけ大きく悪化しないというケースが良くあります。
 これは普段から直線では内側にいた馬も少し外側に広がって追い比べが行われます。最内を通している馬は主に逃げ馬と一部の内側を差し込もうとする馬に限られることが多く、ほとんどの馬は内側で逃げている馬の外に持ち出していきますから自然と最内の1頭分を通す馬は少ないのです。逆に内から2~5頭目くらいの箇所に大部分の馬が密集していきますからそこばかりが傷んでしまい、逃げ馬が通す最内だけは案外良好なままだったりします。そういう時には逃げ馬だけが粘り込んで、相手には馬場の良い外を通した差し馬が伸びてくるというケースが見られます。
 こういうケースに変化することもあるので注意しましょう。

各馬分析(能力や位置取り)

馬の特徴や枠順

馬の特徴

 特徴とは脚の使い方であったり位置取りなどのことを言います。馬にも個性があります。脚を溜めれば溜めただけ伸び脚を使える馬もいれば、溜めてもジリジリとしか伸びれない馬もいます。長く脚を使える馬もいれば、一瞬しか脚を使えない馬もいますし、馬群の中を嫌がる馬もいれば、馬群の中に入れないと折り合えないような馬もいます。

枠順

 それぞれ特徴の違う馬が最大18頭一緒に走る事になるので当然少しだけ枠順が入れ替わったとしても展開も変わってきます。それぞれの個性を把握したうえで力を発揮しやすい枠に入るかどうかというのも重要な予想の要素です。

 内枠が有利なコースであっても枠順(配枠)によっては不利になる事も出てきます。馬の特徴によっては内側の差し馬では包まれて動けなく案ってしまうリスクもあるので内側有利なコースであっても必ずしも馬の個性によっては有利になるとは言えない事もあります。

展開はパターン化しきれない

 展開はこのように配枠が違えば同じメンバーであっても変わりますからパターン化するのは難しいです。何百、何千というパターンになってしまうので大分類して色々なパターンを考えれるだけの引き出しを増やしてあげることがコツです。それが分かるようになると狙うべき馬や軽視すべき馬の分類が明確になってきます。簡単ではありませんが、誰でもこの予想の引き出しは確実に増やしていくことが出来ます。

 展開の具体的な考え方についてはまた次回以降に更新していきます。すでに過去記事にはたくさんの展開を考えるための記事がありますのでお急ぎの方はそちらを参照ください。また下部に記載した関連動画にも具体的な方法を解説していますのでご覧ください。

展開概要

>>ペースを考えよう
>>隊列を考えよう
>>不利・ロスを考えよう

 こちらは過去記事も多数該当する記事がありますがまた徐々に改定版を作成してお届けしていきたいと思います。

関連動画

【展開予想】3つのポイ ント(No.1)

【展開予想】3つのポイ ント(No.2)

【展開予想】3つのポイ ント(No.3)


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